新着情報

学校長より

2010年10月 3日 (日)

インフルエンザ予防接種の実施見合わせについて

 日頃より本校の教育活動にご理解・ご協力をいただき深く感謝申し上げます。

 本校では、季節性インフルエンザの流行期に向けて、受験期の感染予防を目的として 季節性インフルエンザの予防接種を実施して参りました。

 しかしながら、近年のかかりつけ医での予防接種環境の充実と昨年発生致しました新型インフルエンザの動向を考慮に入れ、今年度以降の校内での予防接種の実施を当分見合わせることと致しました。

 今年度の接種につきましては、季節性・新型の混合ワクチンまたは新型の単独ワクチンを選択しての接種となります。各ご家庭にてかかりつけ医で相談の上、接種ワクチンを選択し接種をしていただきますようお願い申し上げます。

 今年度もインフルエンザの流行が予想されます。引き続き、ご家庭でも感染予防対策や日常の健康観察などにご留意いただきますようお願い申し上げます。

2010年9月 1日 (水)

2学期がスタート

2学期がスタート!
 41日間の長い長い夏休みも終わり、2学期が始まりました。今年は記録的な猛暑で、連日30度を超える真夏日、ときには35度を超える猛暑日となり、部活動や夏季講習には大変厳しい日が続き、9月に入っても当分の間、残暑が厳しいようです。全国的には、海や川で溺れ死ぬなどの痛ましい事故や熱中症による死亡事故も多発した夏でした。幸いなことに山手学院では、特に大きな事故もなく、無事に始業式を迎えられ、2学期がスタートし、まずは一安心です。
 皆さんには、1日1日を大切にして、今日という日をしっかりと生き、それを積み重ねていってもらいたいと思います。今日というこの一日は過ごしてしまえば、もうやり直すことはできません。勉強に学校行事に部活動にと悔いの残らないよう精一杯頑張り、すばらしい思い出を一杯つくって有意義に過ごしてもらいたいと思います。    
 学院全体が盛り上がり、毎年4千人以上の来場者をお迎えして実施する山手祭まで、もう後一月となりました。10月2日・3日に開催します。昨年は、新型インフルエンザの感染拡大により、学級閉鎖となって参加できなかったクラスや発表に支障がでたクラブもありましたが、今年は、今の所そんな心配もなく、予定通り実施できそうです。昨年度の分も含めて頑張って下さい。発表団体である各クラブや各クラスの展示・発表の準備は順調ですか。また、父母の会・後援会・同窓会の皆様方には、毎年、多大なご支援・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。今年もよろしくお願い致します。

「防災の日」について
 今日9月1日は「防災の日」です。今から87年前の大正12年9月1日、午前11時58分、伊豆大島付近、相模湾北西部の相模トラフを震源とする海溝型大地震『関東大地震』が発生しました。この地震はマグニチュード7.9、震度6の規模で、南関東一円を中心に、死者・行方不明者約14万2千名、家屋全半壊約25万4千件、火事で焼失した家屋は約44万7千件、山岳部では山崩れが多数発生し、海岸部では津波が発生し、大変大きな災害を受けた大地震でした。そのため、『関東大震災』と呼ばれています。9月1日は、その『関東大震災』を忘れない為に制定された、1年に一度しかない「防災の日」です。防災意識の再認識をする機会として、改めて心に刻んでほしいと思います。
 3年前の平成19年には、新潟県中越沖地震。15年前の平成7年には、兵庫県を中心に阪神淡路大震災が起こりました。ビルや駅などの崩壊・高速道路の倒壊・神戸港の液状化現象による被害、その後の火災もあり、多くの方が亡くなった大変大きな地震でした。過去の大地震の状況について、インターネットで調べるみることも必要なことではないでしょうか。横浜地区がかなりの被害を受けるであろうと予想される大地震は、何年も前から、駿河湾を震源とする東海地震と相模湾を震源とする関東大地震があります。また、東京・川崎・横浜における直下型地震、小田原方面の県西部地震においても、大きな被害をもたらすと言われています。東海地震と直下型地震は、いつ起きてもおかしくないと言われています。世界で起きるマグニチュード6以上の地震の20%は日本で発生しているそうです。いざというときに、慌てないために様々な準備をし、心構えをしっかりとしておくこと。「天災は忘れた頃にやってくる。」という言葉があります。自然災害はいくら注意をしても、突然やってくるものです。しかし、「備えあれば憂いなし」です。被害を最小限にすることはできるはずです。
 大きな地震が起きたら、いざというときに何をすれば良いのでしょうか。まず、自分の身を守って下さい。自分の命は自分で守る。自分の身の安全を確保することです。慌てずに、落ち着いて。そして、自分の身の安全が確保できたら、まわりの状況をよくつかみ、火を消すなど、適切な対応が大切です。阪神淡路大震災のときは、多くのボランティアの方が力を合わせて様々な協力・支援を行いました。皆さんも、いざという場合、自分の安全を確保できたら、まわりの人と協力をして手助けをしてほしいと思います。
 皆さんも家庭でいざというときのために、家族の集合場所、連絡方法、非常用の水、食料等の非常用持ち出し物の用意をしているか、その保管場所など、是非、確認をしてみて下さい。また、広域避難場所についても、自宅の周辺や通学途上ではどこかなど確認してみて下さい。防災対策は「悲観的に準備をし、楽観的に行動する」がセオリーだそうです。
地震や火山の噴火、豪雨などによる災害が発生し、電話が繋がりにくい状況になった場合、安否確認の伝言を録音できるサービスがあります。NTTの災害用伝言ダイヤル(局番なしの171)です。災害が起きたとき、あなたの状況を171に録音しておくと、家族などが被災地や避難場所やその他の地域から171を通して再生し、あなたのおかれている状況を知ることができます。詳しくは、NTTからのハローページかインターネットで調べて見て下さい。事前の契約は不要です。万が一のために、利用してみてはどうでしょうか。

2010年8月 4日 (水)

校長先生からのメッセージ

いよいよ夏本番!

 夏休みに入り、連日の夏日・猛暑日が続いていましたが、8月入り、さあー、いよいよ夏本番。長い長い夏休みも残り後一月、暑さに負けることなく健康には十分に気をつけ、勉強に部活動にと精一杯頑張って下さい。猛暑の中、連日のように熱中症と水の事故による痛ましい死亡事故が全国で起きています。終業式でも注意喚起をしましたが、改めて、活動時には、十分な水分・塩分の補給と適度の休憩等の自己管理を。水の事故では、遊泳禁止箇所など危険な場所には立ち入らないよう気をつけてください。6月にプールの高飛び込み台から飛び込んだことが原因と思われる事故が起き、学校としての今後の方針が決まるまでは、高飛び込み台は使用禁止としました。例年、夏休み中の部活動練習の合間の暑いときには、高飛び込み台から飛び込む生徒がいるとのことですが使用禁止ですのでしっかりと守って下さい。ウカウカしていれば、長い休みなど、アッという間に終わってしまいます。漫然と過ごし、悔いを残すことのないように。この時期でしか経験できないすばらしい青春の思い出を一杯つくってほしいと思います。

リターンビジット無事終了

 第35回北米研リターンビジットが、来日生徒213名、引率者(シャペロン)23名をお迎えし、7月21日~8月4日の期間行われました。
6月初旬には、来日予定のゲスト生徒数が確定しました。当初、当該学年である高校2年生でホストを希望されるご家庭の数がゲスト生徒数を大幅に下回る状況となり、急遽、高校1年保護者の皆様、更には、中学3年保護者の皆様にホストご協力のお願いをさせていただきました。山手学院の一番の特色は創設者の想いである建学精神に基づいた国際交流。もしホストが集まらずリターンビジットができなくなれば、国際交流の柱である北米研修プログラム(4月の北米研修と7月のリターンビジットが一体となった国際交流プログラム)自体の実施が不可能となってしまいます。この危機的状況から、担当の国際交流部や担任の先生方、更には、父母の会役員の方からもホストご協力の呼びかけをさせていただきました。その後、高校2年保護者の皆様を中心に高校1年・中学3年の保護者の皆様、また、他学年の保護者の皆様からも予定数を大幅に上回るホスト引き受けのお申し出をいただき感謝申し上げます。ゲスト生徒の希望(諸事情により、この二人は必ずペアー等)、ホストの方のご希望(男子か女子、一人か二人、1週間・2週間などの期間等)など様々な条件を踏まえた上で、調整をさせていただき、今年度のリターンビジットホストを決定させていただきました。折角のお申し出がありながらご希望に添えませんでしたご家庭とお子さんには大変申し訳なく、この場をお借りしお詫び申し上げます。来日間際に、ゲスト生徒の諸事情によりホストを変更せざるを得ない状況も発生し、当該のご家庭と楽しみにしていたお子さんには大変辛い想いをさせてしまいました。7月20日の終業式で、私からお詫びをし、高校1年・中学3年の生徒には、次回には、是非ホストをとお願いしました。
 大変暑い中ではありましたが、予定された行事も事故なく順調に実施することができました。カルチャーデイ、三国親善の日など熱気溢れた盛り上がりには大変感動しました。北米の高校生諸君に限られた日数の中ではありますが、様々な経験を通して、異文化を体感し、言葉に出来ないすばらしい思い出と感動をプレゼントできたことを大変うれしく思います。言葉が通じなくとも、心でお互いをわかり合う。リターン生・ホストのご家族・山手生にとって、一生忘れられない貴重な2週間だったことでしょう。
 シャペロンの方々、ホストのご家族、山手生、リターンビジット委員会や父母の会、担当教職員など多くの皆様のご協力で無事、今日の日を迎えることができました。ご協力いただいた多くの方々に厚く御礼申し上げます。

 7月23日(金)横浜遠足       7月25日(日)三国親善の日
 7月27日(火)カルチャーデイ    7月29日(木)東京遠足
 8月  2日(月)東京ディズニーランド 

山手学院生が部活動で大活躍!

・セーリングユース世界選手権(レーザーラジアル級)
土居愛実さん(高2生)が日本代表選手として出場し2位に入り、日本女子として同級のユース世界選手権で初めてのメダルを獲得した。

・空手道部:第18回全国中学生空手道選手権大会に出場
 県代表として、8月14日・15日に宮城県で開催される全国大会に女子団体組手・女子団体形で出場します。メンバーは女子団体組手が杉原美夏さん・金子由惟さん・宇佐美南乃さん・杉浦真子さん(以上中3生)・下別府有咲さん(中2生)の5人。女子団体形が杉浦美夏さん・重田渚さん・渡邉ゆりあさん・宇佐美南乃さん・杉浦真子さん(以上中3生)の5人です。

・バドミントン部:第14回神奈川県私立高等学校バドミントン大会に出場
 女子団体で準優勝、メンバーは浅原望美さん・関川可奈さん・永松里奈子さん(以上高2生)・尾花さきさん・小澤真未さん・青木美穂さん・井上真由美さん・香田沙波さん(以上高1生)の8人です。

2010年6月11日 (金)

校長先生からのメッセージ

山手学院の新たな改革に向けて

 昨年よりも梅雨入りが遅くなるとのこと。今後、日増しに、日差しも強くなってくるのではないでしょうか。
 第42回北米研修から高2生461名が全員無事帰国し、中学・高校併せて51クラス、2,050名の生徒が揃い、勉強に学校行事にクラブ活動にと学校にも活気が出てきました。
 今年度より、山手学院の新たな改革がスタートをしました。この改革は、更なる発展のための改革なのです。カリキュラムが改定となり、授業時間が変更となりました。また、中学での「朝読書」・「学年の時間」も新たに始まり、中学生は登校時間が10分早まり、クラブ活動時間も変わりました。現在、山手学院は、様々な面で皆さんから高い評価をいただき、志願する生徒も増加の一途ですが、更なる発展のための内からの改革も必要です。この内からの改革には、皆さん一人一人の協力が必要なのです。この内からの改革の内容は、始業式や終業式で何回も注意喚起をしたことです。一部の人が守らないために、山手学院2,050名全員の生徒が、そうであるかのような誤解を受けるのです。特に、以下の4点を徹底しよう。

 ● 登下校のマナーを守る。
  (横一列歩行をしない・飲食歩行をしない・信号を守る)
 ● 盗難を防止する。
  (自己管理の徹底・鍵をかけロッカーの活用)
 ● クラブ活動時間を守る。
  (クラブ活動終了後の自主練禁止・下校時には寄り道をしない)
 ● 服装・みだしなみ
  (山手生としての誇りと自覚をもち、規定を守る)

 猛暑の日々が続く夏休みは、まだ、これからですが、ここのところ、毎日のように気温が25度を超える夏日となっています。新入部員も加わり、今まさにクラブ活動真っ盛りですが、気がかりは、運動時における熱中症です。毎年、部活動中に熱中症で死に至るなどの痛ましい事故が全国で発生しています。以下の点に各自が十分注意し、暑さに負けることなく、精一杯頑張り、部活動を通じて、すばらしい思い出を一杯つくってもらいたいと思います。

  ① 適切な休憩を必ずとる。
  ② 脱水症状を防ぐため、十分な水分をとる。
  ③ 気温が35度を超える場合は、原則として活動を中止する。
  ④ 体調の自己管理を徹底する。
  ⑤ 個人差による体力の違いにも注意する。(特に、新入生は)

山手学院生が部活動で大活躍!

 ・文芸創作部:第34回全国高等学校総合文化祭・宮崎大会に出場
  笹木美里さん(高3生)が、平成21年度神奈川県高等学校総合文化祭の文芸部門で優秀な成績を収め、県代表として、8月に宮崎県で開催される全国大会に派遣されます。

 ・空手道部:関東高等学校空手道大会に出場
  県代表として、6月12日・13日に東京で開催される大会に男女ともに団体形と団体組手    に出場します。
     出場選手は、秋山琢君・柿沼雄介君・井上喬次郎君・ブアリ ソフィエン君・須藤宏幸君・廣松    哲也君(高3生)、藤井伸君(高2生)、木村信子さん・兼永怜奈さん(高3生)、菊地原沙織さん・原田玲奈さん・小林暖乃さん(高2生)、佐々木珠音さん・末廣奈瑠美さん(高1生)の14人です。マネージャー:白石亜沙子さん・澁谷有紗さん(高3生)

 ・陸上競技部:関東高等学校陸上競技大会に出場
  久山陽大君(高3生)が、県大会で走高跳1m96で準優勝、走幅跳6m76で4位入賞。
  田口智久君(高3生)が、400mハードル54秒89で6位入賞。県代表選手として、6月18日~21日に茨城県で開催される関東大会に出場します。

 ・高校女子硬式テニス部:県高等学校テニス大会団体戦で県ベスト8
  5回戦まで順調に勝ち上がり、6回戦で慶応湘南高に惜敗。惜しくもベスト4進出はなりませんでした。
  出場選手は、上田理恵子さん・廣瀬まき子さん・石井瑶子さん・尾渕由佳さん・小平楓さ ん・髙原由莉さん(高3生)でした。
 
・サッカー部:関東大会県2次予選で活躍し県ベスト24
  県1次予選ブロック決勝を勝ち上がり、2次予選では、1回戦対慶應湘南高(3-1勝)、 2回戦対平塚江南高(2-0勝)、ブロック準々決勝対横浜商業高(5-1勝)、ブロック準決勝では、強豪旭高に1-3で惜敗しました。

2010年5月13日 (木)

校長先生からのメッセージ

 満開の櫻のもとで始業式・入学式を挙行してから早一月。早いもので、初夏を感じさせる暖かな季節となりました。新入生も学院生活に少しずつ慣れ、授業に部活動にと元気に過ごしています。
4月23日には、中学2年生・3年生、高校1年生・3年生がそれぞれ学年遠足に出かけました。少し肌寒く、生憎の雨模様ではありましたが、無事実施することができたとのことです。新しいクラスの仲間との親睦を深め、楽しい一時を過ごしたことと思います。中学1年生は、5月7日・8日に一泊二日で長野県富士見高原へ校外活動に出かけました。7日は雨で、予定していた外での計画はできませんでしたが体育館でドッジボールを楽しみ、8日は晴れて良い天気となりハイキング等、クラスの親睦を深めることができたとのことです。また、第42回北米研修に出掛けていた高校2年生が2週間の長きにわたるホームスティを終え、大きな事故もなく、4月24日・25日に461名全員無事帰国をしました。私もカナダのエドモントンに同行し、初めての北米研修を「体感」してきました。大澤教頭先生を始め引率された20名の先生方、添乗員の方々、準備段階での国際交流部の先生方のご苦労・ご尽力にこの場をお借りし感謝申し上げます。ありがとうございました。皆さんのお力があってこそ、他校には類を見ない山手学院の一番の特色である「北米研修」が42年間継続してきたのだと思います。親元を離れ日本を離れ、文化は勿論、気候・風土・習慣の違う、何より言葉が違う国で過ごした2週間の貴重な体験は、子供たちの将来に何らかの形で必ず役立つものと確信しています。また、7月には、リターンビジットで日本を訪れる北米の若い人達との交流により、相互理解が更に深まることを期待しています。
連休明けの5月6日には、高校2年生461名も学校に戻り、総勢2,050名の活気溢れる山手学院生活が再スタートしました。

2010年2月 3日 (水)

校長先生からのメッセージ

今年度もあと僅か

 平成21年度も残すところあと僅か。現在は、君たちの後輩となるべく小学生・中学生が、入学試験で頑張っている最中です。どんな子供達が入学してくるのか、今からとても楽しみにしています。3月6日(土)は、第39回高校卒業式、16日(火)は、第42回中学卒業式、【別れの季節から出会いの季節】へと移り変わりの季節が近づいてきました。人と人との出会いを大切にしたいものです。
2月13日の高校入試合格発表をもって、今年度の入学試験は終了し、15日(月)から通常の授業が始まります。約2週間後の3月3日(水)~5日(金)には学年末試験。あっという間に今年度は終わることになります。始業式等、様々な場面で注意喚起をしてきましたが、進級・卒業が危ぶまれる人は、最後の学年末試験に全力を尽くすこと。小テスト・提出物・授業態度にも気をつけること。「何とかなるだろう。」とか、「何とかして貰えるのでは。」とは思わないように。「あの時もう少し頑張れば・・・」とか後で後悔しても遅いのです。みんな揃って、新しい平成22年度を迎えようではありませんか。

中学校合唱コンクールに参加して

 1月28日、鎌倉芸術館で開催された合唱コンクールに出かけてきました。どのクラスも歌声は力強く、クラスのまとまりが感じられ、すばらしい発表でした。さすが、山手生!他のクラスの合唱を整然と静かに鑑賞する態度も大変りっぱでした。何よりすばらしかったのは、今年から生徒主体の行事となり、各クラスから選出された総勢43名の合唱コンクール実行委員の生徒達が当日の司会・進行は勿論、様々な諸準備にあたり、また、準備期間中のクラスの合唱練習(朝や放課後)などでクラス全体をまとめあげ頑張ったことです。
1・2年生もよく頑張り大きな声が出ていて、練習の成果がいかんなく発揮されていましたが、さすがは3年生、最上級生の貫禄でしょうか?昨年までの2回の経験が生きているのでしょうか?クラスのまとまり・綺麗なハーモニー・リズム感・声量・曲想どれをとっても、すばらしい!の一言。感動しました。ほとんど差はありませんでしたが、グランプリに輝いた3年4組の合唱は、ご出席いただいた保護者の方々を始め、会場の生徒諸君もあまりのすばらしさに聞き入ったことでしょう。
賞発表どきのあの雄叫び・涙・歓声、あの興奮は、一生忘れられない感動的な思い出となるに違いない。入賞するにこしたことはありませんが、賞が取れ
るかどうかはあくまでも結果であって、発表までに費やした過程が大切なこと。クラスが一つにまとまり、みんなで協力し支え合い「心のハーモニー」である一つの曲を完成させる喜び、今後の学校生活にきっと生きてくるはずで、山手学院でのすばらしい思い出の一ページに刻み込まれたことでしょう。
今年で第5回ということで言えば、まだまだ伝統的な行事とまではいきませんが、みんなで協力し、生徒達が主体となって、創り上げる今後楽しみな文化的な行事でした。この合唱コンクールが山手学院中学校のよき伝統行事になっていくことを願ってやみません。
最後に、
日々の疲れや悩みを一瞬忘れさせる発表でした。生徒のみなさんから明日からの活力と元気をもらった合唱コンクールでした。『ありがとう!』

2009年12月21日 (月)

冬休みに向けて!

 平成21年も残りわずかとなりました。明日からは、待ちに待った冬休みですね。年末・年始は、とかく気持ちが浮つきやすい季節です。夜更かし・暴飲暴食等、生活のリズムや体調を崩しがちです。規則正しい節度ある生活に気をつけること。また、普段なかなか会うことができない友人と親交を深めたり、家族と楽しい時間を過ごし、コミュニケーションを取ることも大切なことです。
 2学期の成績はどうでしたか。3学期は、入学試験や卒業式などにより、自宅学習となる日もあり、授業日数は1・2学期に比べて少なく、あっという間に新年度を迎えます。勉強の遅れが心配される人は、日々の努力を怠らず今までの分をしっかりと取り戻すよう頑張って下さい。特に、冬休みは、1・2学期の総復習をするには最適です。クリスマス気分・正月気分に浮かれず努力を惜しまないこと。3学期は、1月7日・8日には実力テスト、中間試験はなく、3月上旬には学年末試験があります。試験の結果は勿論ですが、提出物をきちっと仕上げて提出期日を厳守、日々の授業態度、授業を受ける姿勢にも気をつける。当たり前のことを当たり前に行うことも大切なことです。
 高3生は受験シーズン本番、1月16日・17日にはセンター試験、志望する学校に見事に合格できるようラストスパート!最後の最後まで諦めず、これからの頑張りが最後には生きるはずです。
 部活動や冬期講習などで登校する際は、不審者に十分注意して下さい。被害に遭わないよう、登下校中は勿論、校内においても、単独の行動は避け、常に、複数で行動をして下さい。冬休み中は、日が暮れるのも早く、日によっては夕方には薄暗くなり、また、普段よりも学校内も閑散とします。登下校時、もしものときは、すぐに110番するとか、近くの人や周囲の商店に助けを求めるなどして下さい。
 事故等、緊急なことがあれば、必ず学校に連絡をして下さい。山手学院では、12月29日~1月3日の間も、学校警備員さんが24時間常駐しています。全員が事故なく無事に新しい年のスタートとなる1月7日始業式を迎えられることを祈っています。新しい年が山手学院にとって良い年になるように!

2009年11月13日 (金)

校長先生からのメッセージ

 紅葉のたよりが聞かれるようになり、朝晩肌寒さを感じさせる季節となりました。神奈川県では、今月5日にインフルエンザの「流行警報」が発令され、毎日のように多くの学校で臨時休業措置が取られています。現在、山手学院の状況は、新型インフルエンザ感染による欠席者数は毎日一桁という少なさで、生徒達は勉強に部活動にと元気に過ごしています。
 中2野外教室・中3オーストラリア研修旅行は、新型インフルエンザ感染が心配され、実施が危ぶまれましたが、一人の感染者も出ず、事故もなく、全員が無事に戻ってこれたことが私の何よりの喜びです。
  野外教室は、10月28日から長野県白樺湖で161名の中学2年生が参加し、2泊3日で実施しました。飯盒炊爨でカレーライス作り、森の達人塾でコースに分かれての様々な体験学習、スポーツ大会、キャンドルファィアー、フォークダンス、黒曜石等を使ったペンダントつくりの体験などなど、盛り沢山の内容で、『楽しく学び!』、自然との触れ合いの中で、すばらしい経験ができたのではないでしょうか。新しい友達もでき、クラスの絆も深まったことと思います。この野外教室での体験により、今後の学院生活がより楽しく充実したものになると確信しています。
  オーストラリア研修旅行は、10月29日からクイーンズランド州ゴールドコーストで165名の中学3年生が参加し、6泊7日で実施しました。ローン・パイン・コアラ保護区では、カンガルー・ワラビーなど放し飼いになった動物を見たり、コアラと記念写真。セント・スティーブンス校を訪問し、折り紙や習字、ゲーム、羊の毛刈り、ブーメラン投げなどを体験し現地の生徒と交流。シドニーでは、オペラハウスや港を見学。何より、異国でホストファミリーと生活をともにした4泊のホームステイが、一番思い出に残ったのでは。対面式では、片言の英語で恥ずかしそうに挨拶をしていた生徒も、お別れのときには、ホストファミリーとすっかり打ち解け、抱き合って、涙・涙・・・。生徒達からは、「日本に帰りたくない。」「また、いつか、きっとオーストラリアに。」など感動に満ち溢れた想いも聞かれました。それぞれが、まさに、「世界を体感」した7日間でした。このオーストラリアでの体験が高校2年生で実施する北米研修にも生かされると思います。

2009年10月13日 (火)

第43回山手祭を終えて!

 初日、午前中は時に強い雨で準備も大変でしたが、午後からは天気も持ち直し、数千人もの大勢の来場者をお迎えして、大変盛り上がった山手祭を開催することができました。
 新型インフルエンザの感染が拡大するなか、文化祭の延期・中止やら一般公開なしなどの対応を取らざるを得ない学校もあるなか、何とか予定通り実施することができました。本校でも、新型インフルエンザ感染により、各クラス・各クラブで欠席者が出たり、学級閉鎖のクラスもある中での開催でした。準備が不十分な展示・発表もあったかと思われますが、子供達の熱意・努力により実施にこぎ着けることができました。
 私にとっては、初めての山手祭でしたが、事前に聞いていた以上のスケールと1,900余名の若いエネルギーとパワーに圧倒され続けました。子供達から大きな感動と勇気をもらった2日間で、頑張ろうという気力が湧き出てきました。各クラスの展示・発表は、様々な工夫と一致団結した力を感じ取ることができました。また、日々遅くまで熱心に取り組んできたクラブ活動の成果は、すばらしく、まさに、「努力の結晶」そのものでした。
 父母の会の模擬店・フリーマーケット・リターンビジット紹介、後援会のどら焼き・焼きとうもろこし、同窓会の中華饅頭、部活動保護者会の手作りクッキーなどなど、準備から片付けまで、一日中、朝から立ちっぱなしで、大声を張り上げて頑張っていただき、山手祭を陰で支えてくれた方々に感謝・感謝です。お陰で、子供達や来場者の方々のお腹と気持ちは十分に満たされました。
 中高生徒会役員・山手祭実行委員・山手祭装飾スタッフ・ポスター作画の木村さん、パンフレット作画の大小田さん、ありがとうございました。みんなの頑張りで、すばらしい山手祭を実施することができました。
 今回、諸事情により参加できなかった子供達には、辛い想いをさせ大変申し訳ない気持ちで一杯です。各自が、来年の山手祭で展示・発表に頑張り、是非、山手学院でのすばらしい思い出の一つにしてもらいたいと思います。

2009年8月 3日 (月)

校長先生からのメッセージ

いよいよ夏本番!

 夏休みに入り、先月末までは、梅雨が戻ってきたようなはっきりしない日が続いていました。8月に入り、さあー、いよいよ夏本番。これから猛暑の日々が訪れるのではないでしょうか。長い長い夏休みも残り後一月、暑さに負けることなく健康には十分に気をつけ、勉強に部活動にと精一杯頑張って下さい。漫然と過ごし、悔いを残すことのないように。また、普段なかなか会えない友人と親交を深めたり、趣味を楽しんだりと、この時期でしか経験できないすばらしい青春の思い出を一杯つくってほしいと思います。

リターンビジット無事終了

 第34回北米研リターンビジットが、来日生徒159名、引率者(シャペロン)22名をお迎えし、7月18日~8月1日の期間行われました。
 新型インフルエンザの感染が心配される中、高2生の皆さん、ご家族の皆様には、予定数を上回るホスト引き受けのお申し出をいただき感謝申し上げます。折角のお申し出がありながらご希望に添えませんでしたご家庭には大変申し訳なく、この場をお借りしお詫び申し上げます。
 今回、リターンビジットを実施するにあたっては、新型インフルエンザの対応について、横浜市栄区福祉保健センターと密に連絡を取り、感染者が出た場合の危機管理体制も整え進めてまいりました。潜伏期間は約1週間なので、7月25日(土)までに症状が出なければ、入国前に罹患していた事実はないと言われていましたので、それまでは、心配で気が休まることはありませんでした。お陰様で、心配された新型インフルエンザの感染もなく、予定された行事も順調に実施することができました。
 4月の北米研修と7月のリターンビジットは、一体となった国際交流プログラムで、山手学院の一番の特色ある行事であります。今回、リターンビジットを実施するにあたっては、新型インフルエンザの感染が拡大する中、北米から来日された高校生諸君や引率者の方々が、入国前にすでに感染していたら、ホストのご家族に感染したら、日本で感染したらなど、心配事はつきませんでした。41回続いている「北米研修」をなくすことはできないという教職員全員の強い想いで実施することを決定致しました。
 私自身が初めての経験でしたが、カルチャーデイ、三国親善の日など熱気溢れた盛り上がりに大変感動しました。北米の高校生諸君に限られた日数の中ではありますが、様々な経験を通して、異文化を体感し、言葉に出来ないすばらしい思い出と感動をプレゼントできたことを大変うれしく思います。言葉が通じなくとも、心でお互いをわかり合う。リターン生・ホストのご家族・山手生にとって、一生を忘れられない貴重な2週間だったことでしょう。
 シャペロンの方々、ホストのご家族、山手生、リターンビジット委員会や父母の会、担当教職員など多くの皆様のご協力で無事、今日の日を迎えることができました。ご協力いただいた多くの方々に厚く御礼申し上げます。
 7月21日(火)カルチャーデイ、     7月23日(木)横浜遠足
 7月26日(日)三国親善の日、     7月28日(火)東京遠足
 7月30日(木)東京ディズニーランド

山手学院生が部活動で大活躍!

・サッカー部:全国高校選手権県2次予選進出
 県1次予選ブロック決勝を勝ち上がり、9月に2次予選出場の32校により全国大会出場権をかけて戦う。5月休校中の公式戦に出場できなかった高3生が、熱い思いをもって、最後の試合で頑張っています。

・陸上競技部:第82回関東陸上競技選手権大会に出場
 高校2年生(男子)が、神奈川選手権で走り高跳び1m95㎝の記録で5位入賞。県代表選手として、8月22日に千葉県で開催される関東大会に出場します。

・空手道部:第17回全国中学生空手道選手権大会に出場
 県代表として、8月29日・30日に福岡県で開催される全国大会に女子団体組手で出場します。

・水泳部:第33回関東中学校水泳競技大会に出場
 中学2年生(男子)が、100m平泳ぎ、200m平泳ぎで県代表選手として、8月9日~11日に山梨県で開催される関東大会に出場します。

・軟式野球部:第43回神奈川県中学校総合体育大会に出場
 154校もの中学校が出場した横浜市中学校総合体育大会野球の部で準優勝。横浜ブロック第二代表として、7月28日~30日に横須賀で開催される県大会に出場しました。7月29日の1回戦は、7対0で川崎代表の有馬中学校に5回コールド勝ち、7月30日の2回戦では、伊勢原代表の山王中学校と戦いました。強豪校を相手に延長9回まで0対0、10回特別ルールにより惜敗し、県ベスト16位が決定。素晴らしい試合でした。

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