新着情報

校長先生からのメッセージ

 紅葉のたよりが聞かれるようになり、朝晩肌寒さを感じさせる季節となりました。神奈川県では、今月5日にインフルエンザの「流行警報」が発令され、毎日のように多くの学校で臨時休業措置が取られています。現在、山手学院の状況は、新型インフルエンザ感染による欠席者数は毎日一桁という少なさで、生徒達は勉強に部活動にと元気に過ごしています。
 中2野外教室・中3オーストラリア研修旅行は、新型インフルエンザ感染が心配され、実施が危ぶまれましたが、一人の感染者も出ず、事故もなく、全員が無事に戻ってこれたことが私の何よりの喜びです。
  野外教室は、10月28日から長野県白樺湖で161名の中学2年生が参加し、2泊3日で実施しました。飯盒炊爨でカレーライス作り、森の達人塾でコースに分かれての様々な体験学習、スポーツ大会、キャンドルファィアー、フォークダンス、黒曜石等を使ったペンダントつくりの体験などなど、盛り沢山の内容で、『楽しく学び!』、自然との触れ合いの中で、すばらしい経験ができたのではないでしょうか。新しい友達もでき、クラスの絆も深まったことと思います。この野外教室での体験により、今後の学院生活がより楽しく充実したものになると確信しています。
  オーストラリア研修旅行は、10月29日からクイーンズランド州ゴールドコーストで165名の中学3年生が参加し、6泊7日で実施しました。ローン・パイン・コアラ保護区では、カンガルー・ワラビーなど放し飼いになった動物を見たり、コアラと記念写真。セント・スティーブンス校を訪問し、折り紙や習字、ゲーム、羊の毛刈り、ブーメラン投げなどを体験し現地の生徒と交流。シドニーでは、オペラハウスや港を見学。何より、異国でホストファミリーと生活をともにした4泊のホームステイが、一番思い出に残ったのでは。対面式では、片言の英語で恥ずかしそうに挨拶をしていた生徒も、お別れのときには、ホストファミリーとすっかり打ち解け、抱き合って、涙・涙・・・。生徒達からは、「日本に帰りたくない。」「また、いつか、きっとオーストラリアに。」など感動に満ち溢れた想いも聞かれました。それぞれが、まさに、「世界を体感」した7日間でした。このオーストラリアでの体験が高校2年生で実施する北米研修にも生かされると思います。

Page Top:このページの先頭へ