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校長先生からのメッセージ

 満開の櫻のもとで始業式・入学式を挙行してから早一月。早いもので、初夏を感じさせる暖かな季節となりました。新入生も学院生活に少しずつ慣れ、授業に部活動にと元気に過ごしています。
4月23日には、中学2年生・3年生、高校1年生・3年生がそれぞれ学年遠足に出かけました。少し肌寒く、生憎の雨模様ではありましたが、無事実施することができたとのことです。新しいクラスの仲間との親睦を深め、楽しい一時を過ごしたことと思います。中学1年生は、5月7日・8日に一泊二日で長野県富士見高原へ校外活動に出かけました。7日は雨で、予定していた外での計画はできませんでしたが体育館でドッジボールを楽しみ、8日は晴れて良い天気となりハイキング等、クラスの親睦を深めることができたとのことです。また、第42回北米研修に出掛けていた高校2年生が2週間の長きにわたるホームスティを終え、大きな事故もなく、4月24日・25日に461名全員無事帰国をしました。私もカナダのエドモントンに同行し、初めての北米研修を「体感」してきました。大澤教頭先生を始め引率された20名の先生方、添乗員の方々、準備段階での国際交流部の先生方のご苦労・ご尽力にこの場をお借りし感謝申し上げます。ありがとうございました。皆さんのお力があってこそ、他校には類を見ない山手学院の一番の特色である「北米研修」が42年間継続してきたのだと思います。親元を離れ日本を離れ、文化は勿論、気候・風土・習慣の違う、何より言葉が違う国で過ごした2週間の貴重な体験は、子供たちの将来に何らかの形で必ず役立つものと確信しています。また、7月には、リターンビジットで日本を訪れる北米の若い人達との交流により、相互理解が更に深まることを期待しています。
連休明けの5月6日には、高校2年生461名も学校に戻り、総勢2,050名の活気溢れる山手学院生活が再スタートしました。

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