新着情報

学校長より

平成30年度教育実習について

平成30年度教育実習について

【1】 条件 

                    1) 本校出身者であること。

         2) 【3】に来校できること。(代理人も可)


【2】 受入れ人数  

                     全教科合わせて15名程度


【3】 受付日及び場所

               平成29年4月1日(土) 8時~

               本校1階ロビーにて受付を開始します。

               先着順で定員になり次第締め切ります。

               きちんとした服装で来校して下さい。


【4】 手続き内容 

                     本校においてエントリーシート(来校時記入)を提出する。

        当日、教育実習担当者が免許の種類等を確認します。


【5】 持ち物   

                     筆記用具,印鑑


【6】 その他   

                     エントリーシート提出後、教科会議の承認を経て、

        本人へ選考結果を通知します。

 ・ 問い合わせ先 045-891-2111 山手学院教務部 教育実習担当まで

創立50周年記念式典

9月23日(金)、神奈川県民ホールにて創立50周年記念式典を

行いました。

創立者の一人である、故松信幹男の「主役は生徒である」という言葉から、

当日は全校生徒が参加して50周年を祝いました。

ご臨席賜りましたご来賓の方々に厚く御礼申し上げます。

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『自分自身をコントロールできている?』 2学期中学始業式での話

 2学期のはじめなので、話したいことがあったのですが、先日大阪府高槻市で中学1年生の男女生徒が殺害、遺棄された事件を受けて、今日は別の話をしようと思います。

 

 おうちで親から「ダメ」と言われることが多いという人、手を挙げてみてください。

 ・・・意外に少ないですね。いい子たちばかりなんだ(笑)。

 先生に怒られることも少ないですか?(生徒たちから笑いが漏れる)

 

 大人が子どもに「ダメ」というのには、いくつかの理由があります。中にはあまり感心しない理由もあると思いますが・・・たとえば、自分の思い通りの道を子どもに歩んでほしいとか。

 でも、近い将来、社会の多くの企業・業種で、今の大人が全く知らない形態になっているだろうということも言われています。君たちは正にこれから、そういう未来へ向けて進んで行くのです。

 

 しかし、人間としてはそんなに変わりません。そして、多くの親は、自らが生きてきて学んだ多くの経験から、子どもには出来るだけ苦労をさせたくない、危険から遠ざけたい、という意識を持っています。

 アイテム(スマホとか)が変わっただけで、親も君たちと同じような時期に、同じような道を歩み、同じようなことで悩み、同じように反省してきたのです。ことによると、家族にも言えないような危険なこともしたかもしれません。「いまこうしてここにあることは、本当に幸運かもしれない」としみじみ思うような、危機一髪な体験をしているかもしれません。
 そして、君たちの親も、そうした状況に陥る直前までは、親や周りの大人たちのアドバイスを、うるさいとかウザいとか思っていたのではないでしょうか?
 「うるさいなぁ、大丈夫だよ」って、普段口にすることはありませんか?

いつも言っているように、そこには「自分だけは大丈夫」という意識があり、落とし穴があるのです。(多くの生徒が頷く)

人はいつの時代も、実はあまり変わらないのです。(ということは、誰しも「自分だけは大丈夫」と思って失敗した経験があるということ。)


ただ、厄介なのは、自分で自分をコントロール出来ていない状態の時です。

たとえばゲームも、LINEなどのSNSも、中毒性があります。それが全て手の中で出来てしまうスマホには、すなわち中毒性があると言えるでしょう。
 賢く使えば便利で強力な武器にもなるスマホも、君たちがコントロールするのではなく、主従逆転、コントロールされてしまっているような場合、これを中毒症状と言います。

 時間の管理は出来ていますか?

 他のことよりスマホを優先していませんか?

 IDやパスワードの管理はしっかり出来ていますか?

個人情報は大切だと言いますが、ほとんどの個人情報を流出させているのは、自分自身です。

君たちはLINEで繋がっている仲間の顔を思い浮かべられると思います。でも、実は数人か十数人と認識している外側に、正に世界が広がっているのです。誰かの不用意な発言や画像は、コピペされて拡散し、場合によっては大学進学や就職のときに影響を及ぼしかねません。影響は家族にも及びます。(新たな危機的状況は、いつも隣り合わせにある!)

 君たちは新入生のときにネット犯罪防止講演会を聞いていると思います。また、学年の時間やSHRで度々話題にもされていると思います。今一度、自分は大丈夫なのか、確認してください。

 話は戻りますが、大阪府高槻市の中学生死体遺棄事件では、なぜ親が夜の外出を許したのかという批難が上がっています。

 夜出歩く子どもを止めようとすると「大丈夫だよ、みんな一緒なんだから!」と言って振り切って出て行ってしまうようなケースもあると思います。
 思春期の子ども、反抗期の子どもは、いつの時代も厄介なものです。大人にとっても厄介なのですが、何よりもこの時期は、自分で自分の気持をコントロール出来ないことで、自分自身が厄介なのです。

 

 でも、最初に言ったように、親がうるさく言うのは自らが生きてきて学んだ多くの経験から、子どもには苦労をさせたくない、危険から遠ざけたい、という意識からなのです。
 少し冷静になって、親やまわりの大人と話しをしてみませんか?

 「お父さんやお母さんの頃はどうだったの?」と聞いてみてください。意外なことがわかったり、「同じように悩んだり反発したりしたんだね」ということがわかって、安心するかもしれません。

 親だけではありません。後ろに並んでいる先生方も、同じように悩み、克服し、そんなことを繰り返して前へ進んできたはずです。先生方とも話をしてみてください。勿論、私とも話をしてください。

 少なくとも君たちの周囲には、君たちが自らを守れるだけの力を身につけるまで、何としても守りたいと思っている大人がいるのです。
 悪い大人の犠牲にならないように、もっと私たちと話をしましょう!

 

 さて、ここ数日、8月にしては異例の涼しい日が続いています。一昨日の朝は17℃でした。また暑さがぶり返す日があるかと思いますが、2学期の4ヶ月足らずの間、季節は夏から秋、秋から冬へと移って行きます。ある意味一番良い季節かもしれません。

 以前、始業式や終業式で、空気や風や光の話をしましたね。山手学院のキャンパスは、広くてとても恵まれています。光の差し方や風の吹き方、その日の空気で、色々な表情を見せます。植物は実をつけ、葉が色を変えて行きます。

 君たちはキャンパスの隅々まで歩いたことがありますか?

 以前も話しましたが、スマートフォンの画面から顔を上げて、空や植物の色や光の変化、君たちを守ってくれているキャンパスの姿の移り変わりを楽しんでみませんか?

 山手で学ぶ3年間、あるいは6年間は、意外に早く過ぎて行ってしまいます。一年で一番良い季節に、日々充実した時間を積み重ねていってほしいと思います。

それでは、2学期もよろしくお願いします!

卒業生からのメール

 毎日暑い日が続いています。
 リターンビジットで山手生の家庭へ2週間のホームステイに来ているアメリカ・カナダの生徒やシャペロン(引率)の先生方も、日本に着いた翌日に梅雨が明けて、毎日ここまでさぞかし暑い思いをされてきたと思います。そんな暑さの中でも、彼らは元気いっぱいに日本を楽しんでいます。東京遠足の折りには、ガイドさんの歴史についての話に、皆熱心に耳を傾けていたと聞いております。

 この夏は、野球部のベスト8入りに、アメリカ・カナダの生徒諸君も球場に足を運んでくれました。中には複数回応援に来てくれたリターン生やシャペロンの先生方もおりました。そして、日本式の野球応援にすっかりはまってしまった人もいるようです。彼らの笑顔を見ると、こちらまで嬉しい気持になります。

 さて、そんな様子を発信している山手学院のホームページを見た卒業生から、私のもとには時々便りが届きます。最近はインターネットの発達のおかげで、メールは時間を置かずに届くのが良いところです。

 一人の卒業生の女性から、こんなメールが届きました。
 
  「こんばんは!!
  毎日とても暑いですね。
  先生はお変わりないですか?
   山手学院のHPのブログ読みました。
  今ちょうどリターン中ですか?
  とても懐かしいです!
  そして、実は私もちょうど2週間後にカナダに行きます!
  お世話になったホストファミリーの同い年の子が結婚式を挙げることになりました。
  結婚式の日とは少しずれてしまうのですが、お祝いをしに行ってきます。
  山手で繋げていただいた縁を今でも大切にしています(^^)
  アメリカを経由して行くので、アメリカ入国のために先程ESTAを取得しました。
  今ドタバタしつつ、準備を進めています。
   写真もたくさん撮ってきますね!
  野球惜しかったですね~。
  母はテレビの前で応援していたのですが、観ていてとても楽しかったと言っていました。
  高校生って良いですね・・・キラキラしてる!(笑)」

 彼女のメールの中に「山手で繋げていただいた縁を今も大切にしています」とありますが、その言葉がとても嬉しく、また娘が卒業してから何年経っても、お母様も山手を応援することを楽しんでくださっていることを、とてもありがたく思いました。
 彼女は希望の大学に進学し、今は卒業して一生懸命働いています。帰国したら、色々と土産話を聞かせてくれることでしょう。

 さて、今日で夏期講習のⅡ期目も終わりです。

 『 長そうで あっと言う間の 夏休み 』  

 という感覚は、多くの大人も振り返ってみればみんな「そうだったなぁ」という実感があると思います。
 8月に入ってからの方が夏休みの期間としては長いのですが、半分終わってしまったような気持になるのは何故でしょう?

 1学期の終業式の日に、
 『暑い夏、「大丈夫、もっと頑張れる」と思って無理をし、せっかくの夏休みの後半をベッドの上で過ごすようなことにならないよう、「自分は本当に大丈夫?」と常に自分自身に問いかけてください』  と話しました。
 そのことを思い出して、毎日自分にチェックを入れるようにしてください。

 それでは、後半も良い夏休みを!

一学期終業式を終えて

 心配された台風11号の影響もなく、本日無事に1学期終業式を終えることが出来ました。

 明日からいよいよ夏休みです。

 終業式は時差で中学→高3→高2→高1の順に行なわれ、高1は引き続き北米研修プログラムの第1回講習が行なわれました。どの学年の生徒たちも、静かに集中して話を聴いてくれました。

 

<高3生>

 今週は高3生を対象に慶應大学(7月14日)、早稲田大学(7月15日)の説明会が行なわれましたが、それぞれ140人程の高3生が参加し、熱心に聞き入っておりました。説明会終了後も、もっと詳しく話を聞きたいという生徒たちが長い時間残っておりました。いつの時代にも受験生にとっては勝負の夏休みと言われますが、その姿勢は頼もしい限りです。

 なお、早稲田大学から説明に来てくださった方は本校の卒業生であり、進路指導部長からのお礼のメールへの返信で、「30年前にはまさか母校で大学説明をすることになるとは思ってもみませんでしたが、山手学院の躍進を知り、卒業生としてとても嬉しく誇りに思います。山手学院に通学した3年間は私にとって、様々な体験・人間形成や夢を大きく育んだ原点です。昨日もあらためて感じましたが、今も昔も変わらないのは、山手生は表情がとても生き生きしていて明るいということです。どんなに進学実績が上がっても変わらない山手学院の素晴らしい点だと思います。」という、大変ありがたいコメントが添えられておりました。

 

<高2生>

 高2生の顔には、山手学院の全体のムードをリードして行く充実した表情が見受けられ、これまた頼もしく感じました。4月に北米研修プログラムで2週間、アメリカ・カナダを訪問した彼らには、明日からのリターンビジットが待っています。今度は彼らが、アメリカ・カナダの高校生たちを2週間、自分たちの家庭に迎えるのです。

 終業式の終了後、高2の一人の生徒が私のところへ来て、留学への決意を話してくれました。また、別の生徒からは夏休み中にチャレンジすることについて、色々な相談を受けています。山手学院が生徒たちにとって自分の夢や目標を語れる場であることは、嬉しい限りです。

 

<高1生>

 高1生は義務教育が終わって高校生活が始まってから初めての学期評価が出揃ったところで、少し戸惑っている人もいたと思います。それでも皆明るい表情で、終業式の話を聞いておりました。

 終業式に引き続き、第1回目の北米研講習も行なわれました。

 校長、国際交流部長の話に続き、今回は国連世界高校生会議に代表として参加した3名の高2生が国連高校生会議への参加と北米研の意義について、また高3生の男子生徒からリターンビジットを引き受けた際の体験談や意義について話がありました。長い時間ではありましたが、皆熱心に耳を傾けている様子が伺えました。

 

<中学生の終業式ではこんな話しをしました>

 先日、中2生には学年の時間でCAP(子どもに対する暴力防止プログラム)を受けてもらいました。中3生も昨年受けていますね。そのなかに「自分らしく生きるということ」という話があったと思います。

 以前、「自分は自由だ!」と両腕を広げると、隣の人とぶつかってしまうという話をしました。自由の学院と言われる山手でも、高校生になると皆そのことを理解しています。自分の自由を守るためには、人の自由も尊重しなければならない。だから君たちの先輩の高校生たちは言います。「自由とは難しい。なぜなら自由には責任が伴うものだから」と。

 これも以前話したことがあると思いますが、君たちは自分たちの人生を主役として生きています。しかし、人は一人では人生を生きて行けません。自分のストーリーを生きて行くためには、周囲の人たちが大切です。君たちは自分の人生で主役を演じながら、君たちの友人の人生においては脇役を演じているのです。自分自身が(主役として)良い人生を送るためには、同時に友人の良い脇役を演じることを意識して心がける必要があります。

一日の終わりに、「今日、自分は友達にとって良い脇役を演じられただろうか?」と考えてみてください。他者の人生を尊重することで、自分も良い人生が送れるのです。

 

 ところで、いま君たちは暑いですか?

 どこで暑さを感じていますか?

 日本の文化には、目(視覚情報)で、あるいは耳(聴覚情報,音)で涼しさを感じるというものがあります。人の五感は大切です。

 私が山手学院で中学・高校時代を過ごした頃は、今のように気温が高い日はそんなに多くありませんでした。今日の終業式の日の景色を、この空気(温度・湿度)を、光の具合を、この環境を、一緒に思い出に折り込んで、しっかりと覚えておいてください。

 世界は広く、そして世界は狭い。君たちのセンサーを、スマホの小さな画面にだけ集中させないでください。その小さな画面の向こう側に広がるバーチャルな世界だけが全てだと思わないでください。世界の大きさは、ある意味その人次第のところもあります。

 山手学院は自然環境にとても恵まれています。人とたくさん触れ合い、自然にもたくさん触れて、色々なものを吸収してください。

 光と水と養分を!

 君たちが発芽しようと思ったときに、健全に発芽して伸びられるように。

 

 高3生の先輩は、既に自分の時間を管理することが出来ています。自分自身を管理しコントロールすることはなかなか大変ですが、長い夏休み、特に時間の使い方を管理することを心がけてみてください。

 それから、これも以前話をしましたが、人間は「自分だけは大丈夫」と思っているところに落とし穴があります。

 暑い夏、「大丈夫、もっと頑張れる」と思って無理をし、せっかくの夏休みの後半をベッドの上で過ごすようなことにならないよう、「自分は本当に大丈夫?」と常に自分自身に問いかけてください。

 

 充実した夏休みを過ごして、2学期の始業式に、またここで元気な姿で会いましょう!

 

興味を持つということ

 今日で1学期の期末テストが終わりました。

 午前中からけっこう激しい雨が降り続いて、交通機関にも遅れが出始めていたので、試験が予定通り終わったときには本当にほっとしました。

 そんな午後、雨の影響もあって部活動も少し早めに終わった4時過ぎ、理系の大学~大学院に進んだ卒業生が二人、就職が決まったと報告に来ました。
 彼等から、それぞれの就職する企業の分野について話を聞きました。

(昨日は今年30歳になる女性の卒業生が4人、それぞれ子どもを抱いて訪れてくれましたが、ほぼ毎日のように山手を訪ねて来る卒業生がいることは、本当に嬉しいことです。)

 今日訪ねてくれた卒業生の一人はシステムインテグレーターに、もう一人はエネルギー関連の大手企業に就職が決まったとのこと。
 採用試験の面接の話や大学で学んだこと、これからの環境などについて話をしました。こういう時間は楽しくて、ときを忘れてしまいます。

 その中で「素数が解明されれば今のパスワードなんかは意味を成さなくなるんですよ」という話しに興味を惹かれ、手近にあったメモパッドに書いてもらいました。
 メモパッドに書きながら「これ、どうするんですか?」と訊く彼に、私は「これを見た君の後輩たちが一人でも二人でも興味を持ってくれたら、素敵だと思わないか?」と答えました。

           『セキュリティは素数が解明されると無に帰す....』

 という訳で、先輩が書いてくれたメモの画像をアップしておきます。これを見た生徒諸君の中で私と同じく興味を持った人がいたら、是非どういうことなのか調べてみてください。数学の先生に聞いてみるのも良いでしょう。理解できるレベル(学年)の人も、まだ理解できるところまでいっていない人も、「興味に心が動かされること」が大切です!

 普段接することのない人と接したり、普段全く考えない分野の話を聞いたりするチャンスは、とても貴重で素敵なことだと思いませんか?

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ツマキシャチホコ

『港南台駅からマロニエの街路樹のある街並みを歩いて約12分。
7,000本を超える樹木と花々で彩られた総敷地面積66,000㎡の広大なキャンパス。
教室の窓からは鎌倉の山並みを望む。』
と、山手学院のパンフレットにも紹介されている本校のキャンパスは、実に自然に恵まれていて、時々めったにお目にかかれない生き物と出会ったりします。
今日はツマキシャチホコという蛾の成虫を見つけてしまいました。
桜の小枝に擬態したこの蛾は、危険を察知すると飛んで逃げずにポトリと落ちるのだそうです。徹底して小枝になりきっています。
生徒諸君も珍しい生き物を見つけたら、とる(撮る)のは写真だけにして、どうかそっとしておいてあげてください。
彼らも君たちと同じく、山手のキャンパスに守られて、その自然の恵を享受しているのですから。

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UNICEF外貨募金へのご協力のお願い

 国際交流を教育の柱の一つに位置づけている山手学院では、高2の北米研修プログラムや中3のオーストラリア・ホームステイなどで手元に残った外貨コインをUNICEFの外貨募金に当ててはどうかということで、日本UNICEF協会と相談の上、事務室窓口に募金箱を設置することに致しました。

 生徒諸君だけではなく保護者の皆様も、ご来校の折りにお手持ちの外貨を募金していただけますと助かります。

 なお、募金していただいたものにつきましては、学校として責任を持って日本UNICEF協会へお渡しいたしますので、ご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 

※UNICEF 国際連合児童基金( United Nations Children's Fund)

   日本UNICEF協会 www.unicef.or.jp/

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プール開き

5月28日(木)、午前中は曇りでしたが、午後1時半には太陽が顔をのぞかせ、よい天気の下でのプール開きとなりました。
山手のプールも、水泳部員をはじめ生徒諸君が大切に使って来てくれたおかげで、今年も無事に第50回目のプール開きを迎えることが出来ました。

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中1校外活動と中1・2スケッチコンクールで思ったこと

 

 今年も、中1校外活動に同行してきました。『中1校外活動』は、中1生にPA(Project

Adventure)で設定された共同作業を通して、クラスの連帯感を育成して親睦を深めること、

また集団の一員としての役割を自覚し、責任感を養うことなどを目的としています。

 輝く太陽の下で、元気いっぱい走りまわった初日(この日は、夕食後も室内で別のプロ

グラムにチャレンジしました)、曇りベースだったけれど雨に降られることはなかった二日

目、グループに分かれて、楽しみながら、悩みながら、相談とリトライを繰り返し、目標を

クリアするべく、全員が気持を集中させて作業を行ないました。

 初めは男女に分かれてスタートし、次に男子と女子のグループが一つになり、更には男

女が交互に入って形成されたグループで目標のクリアに向けて力を合わせる訳ですが、男

女が一つのグループになるときにはぎこちなさがあったものの、見る見るうちに協力態勢

が出来て一丸となって行く過程を見て、「これが男子校、女子校だったら、この子たちは

こういうチャンスをこの時期に得ることは出来なかったのだな」と、改めて思いました。

 その中でも、男子が女子を気遣う姿勢を持ちながらも、リーダーシップは男女の違いな

く普通に存在することを全員が当然のこととして認識して行く過程を、面白くも頼もしく

見させてもらいました。

 選挙権を持つ年齢を18歳に引き下げようという動きもあるようですが、その年齢に達す

る前に、男女がいて、同権なのはもちろんだけれど、互いの性差も認め、尊重し合い、カ

バーし合う姿勢を、日々の学校生活の中で自然と自分の身につけていける共学校は、悪く

ないなと思いました。

(中1校外活動 5月8日(金)~5月9日(土)実施,於:中伊豆ワイナリーヒルズ)

 

 

 今年のスケッチコンクールは、台風一過の翌日、大変よい天気の下で行なわれました。

 生徒たちは、思い思いの場所に陣取って、スケッチを始めました。限られた時間の中で

仕上げなければならない訳ですが、適当な時間に先生方が何度も巡回しては生徒の所在を

確認し、また美術の先生がアドバイスをしたり、その日に描き終わらなかった生徒のために

一人一人の絵についてデジカメで構図の景色を撮らせたりしていました。

 昼食時になると、各自適当にお弁当を広げて食べていました。「お昼前に絵の具に入れ

るといいね」と、美術の先生がアドバイスしていましたが、絵の具に入れていない生徒もい

れば、食べることそっちのけで真剣な眼差しでスケッチブックに向かっている生徒もいま

した。

 「絵は苦手なんです」という生徒もいましたが、「趣味や仕事にしない限り、一生のうち

に絵を描くチャンスはそんなに多くはないかもしれないから、楽しみなさい」と声をかける

と、笑顔を見せてくれました。

 緑の濃い景色の中では、先入観さえ持たなければ、「緑」と思っている中にも、陰影も含

めて実に色々な色彩が潜んでいることに気がつきます。それを白いスケッチブックの上に

どう写し取って行けるかは、やはり柔軟なものの見方や才能も要ることでしょう。

 二人の男子が並んで座って描いているところに話しかけました。彼らはそれぞれの絵を

見比べて「おんなじものを描いているのに、こんなに違うんですよ」と言いました。

 「同じものを見ていると思っていても、人によって見え方も感じ方も違うんだね。それ

に気がつくなんて、すごいじゃないか!」というやりとりをしました。

 一人の絵にはカメラでいうと広角レンズで捉えたような景色が、もう一人の絵にはやや

ズームアップして切り取ったような景色が描かれていました。人はみな自分と同じものを

見ていると思っていて、会話をしている最中に違和感を覚えることは、ほとんどないので

はないでしょうか。しかし、実際は見えているもの、聞こえているもの、感じているものは、

人それぞれに違うはずです。人が持っているセンサーは、それぞれに違うはずだからです。

 絵については、類まれなセンサーを持っている生徒がいます。その生徒が描くことが

好きならば、彼、もしくは彼女は、自らに納得が行く絵になるまで、ブラッシュアップを続

けるでしょう。その絵を見て多くの仲間たちは感心するでしょう。中には、「絵ではかなわ

ないけれどピアノなら」とか「サッカーなら」と、自らにブラッシュアップする対象を持って

いることを強く確認する生徒もいるかもしれません。

 「環境があって、機会があって、仲間がいるということが、人を育てることにどれだけ

大切なものなのか」を、改めて思ったスケッチコンクールでした。

 生徒たちの笑顔は、学校の宝です。

(中1・2スケッチコンクール 5月14日(木)実施,於:都築中央公園)

 

 

 

 

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