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学校長より

中1校外活動と中1・2スケッチコンクールで思ったこと

 

 今年も、中1校外活動に同行してきました。『中1校外活動』は、中1生にPA(Project

Adventure)で設定された共同作業を通して、クラスの連帯感を育成して親睦を深めること、

また集団の一員としての役割を自覚し、責任感を養うことなどを目的としています。

 輝く太陽の下で、元気いっぱい走りまわった初日(この日は、夕食後も室内で別のプロ

グラムにチャレンジしました)、曇りベースだったけれど雨に降られることはなかった二日

目、グループに分かれて、楽しみながら、悩みながら、相談とリトライを繰り返し、目標を

クリアするべく、全員が気持を集中させて作業を行ないました。

 初めは男女に分かれてスタートし、次に男子と女子のグループが一つになり、更には男

女が交互に入って形成されたグループで目標のクリアに向けて力を合わせる訳ですが、男

女が一つのグループになるときにはぎこちなさがあったものの、見る見るうちに協力態勢

が出来て一丸となって行く過程を見て、「これが男子校、女子校だったら、この子たちは

こういうチャンスをこの時期に得ることは出来なかったのだな」と、改めて思いました。

 その中でも、男子が女子を気遣う姿勢を持ちながらも、リーダーシップは男女の違いな

く普通に存在することを全員が当然のこととして認識して行く過程を、面白くも頼もしく

見させてもらいました。

 選挙権を持つ年齢を18歳に引き下げようという動きもあるようですが、その年齢に達す

る前に、男女がいて、同権なのはもちろんだけれど、互いの性差も認め、尊重し合い、カ

バーし合う姿勢を、日々の学校生活の中で自然と自分の身につけていける共学校は、悪く

ないなと思いました。

(中1校外活動 5月8日(金)~5月9日(土)実施,於:中伊豆ワイナリーヒルズ)

 

 

 今年のスケッチコンクールは、台風一過の翌日、大変よい天気の下で行なわれました。

 生徒たちは、思い思いの場所に陣取って、スケッチを始めました。限られた時間の中で

仕上げなければならない訳ですが、適当な時間に先生方が何度も巡回しては生徒の所在を

確認し、また美術の先生がアドバイスをしたり、その日に描き終わらなかった生徒のために

一人一人の絵についてデジカメで構図の景色を撮らせたりしていました。

 昼食時になると、各自適当にお弁当を広げて食べていました。「お昼前に絵の具に入れ

るといいね」と、美術の先生がアドバイスしていましたが、絵の具に入れていない生徒もい

れば、食べることそっちのけで真剣な眼差しでスケッチブックに向かっている生徒もいま

した。

 「絵は苦手なんです」という生徒もいましたが、「趣味や仕事にしない限り、一生のうち

に絵を描くチャンスはそんなに多くはないかもしれないから、楽しみなさい」と声をかける

と、笑顔を見せてくれました。

 緑の濃い景色の中では、先入観さえ持たなければ、「緑」と思っている中にも、陰影も含

めて実に色々な色彩が潜んでいることに気がつきます。それを白いスケッチブックの上に

どう写し取って行けるかは、やはり柔軟なものの見方や才能も要ることでしょう。

 二人の男子が並んで座って描いているところに話しかけました。彼らはそれぞれの絵を

見比べて「おんなじものを描いているのに、こんなに違うんですよ」と言いました。

 「同じものを見ていると思っていても、人によって見え方も感じ方も違うんだね。それ

に気がつくなんて、すごいじゃないか!」というやりとりをしました。

 一人の絵にはカメラでいうと広角レンズで捉えたような景色が、もう一人の絵にはやや

ズームアップして切り取ったような景色が描かれていました。人はみな自分と同じものを

見ていると思っていて、会話をしている最中に違和感を覚えることは、ほとんどないので

はないでしょうか。しかし、実際は見えているもの、聞こえているもの、感じているものは、

人それぞれに違うはずです。人が持っているセンサーは、それぞれに違うはずだからです。

 絵については、類まれなセンサーを持っている生徒がいます。その生徒が描くことが

好きならば、彼、もしくは彼女は、自らに納得が行く絵になるまで、ブラッシュアップを続

けるでしょう。その絵を見て多くの仲間たちは感心するでしょう。中には、「絵ではかなわ

ないけれどピアノなら」とか「サッカーなら」と、自らにブラッシュアップする対象を持って

いることを強く確認する生徒もいるかもしれません。

 「環境があって、機会があって、仲間がいるということが、人を育てることにどれだけ

大切なものなのか」を、改めて思ったスケッチコンクールでした。

 生徒たちの笑顔は、学校の宝です。

(中1・2スケッチコンクール 5月14日(木)実施,於:都築中央公園)

 

 

 

 

スポーツ大会を振り返って

 昨日(4月30日)は、新入生歓迎スポーツ大会でした。

 例年、北米研明けの高2生は休みで不在ですが、それでも高2を除く中1~高3までが揃って行なわれる新入生歓迎スポーツ大会は、毎年、ワクワクするような興奮に包まれます。

 天気予報では、「午前中は小雨が降ることもある」とか、「午後は晴れて暑くなる」などと言われていましたが、朝のうちは肌寒いような気温でスタートし、午後になって気温は上がったものの、全体に明るい曇り空で、運動するには良い条件であったと思います。

 高2生がいないとはいえ、1600人あまりの生徒たちがグランドや多目的コート、体育館などで、同時進行で競技をするわけですし、高校生はクラスごとに同じTシャツなどを揃えているため、若いエネルギーと様々な色が、そこらじゅうで弾けているような印象でした。

 競技は、綱引きとドッジボールとリレーのみ。
 クラス数が多いので、競技は三つだけに絞って行なわれましたが、生徒会が、毎年少しずつ工夫をしながら辿り着いた形式です。
 生徒会のメンバーと先生方の入念な準備、よく考えられた進行、元気で気持の良い司会に、どの競技も、例年にない盛り上がりを感じました。

 最後はリレーの決勝でしたが、オオトリは高3生の決勝で、ここが一番盛り上がったのではないかと思います。受験準備で、山手祭に参加しない高3生にとっては、このスポーツ大会が最後の大きな行事でした。
 さすがに高3生は、どの走者も充実して迫力があり、今年入学した新入生たちも必ずこのように成長するのだなという感慨とともに、下級生たちにこの姿を見せられることを、とても嬉しく感じました。

 学年ごと、種目ごとの表彰式のあと、一本締めをし、最後は、全員がグランドの端まで下がり、グランドのごみ拾いをして、大会を終えました。
 どの生徒も、みんな輝くような笑顔で、良い一日を共有できたと思っています。

 学校長 大澤一郎

明日から春休み

 今日、3学期終業式を終えました。同時に、それぞれの学年も、今日で終わりです。

 既に44期高3生は3月7日に、47期中3生は3月17日に、それぞれの卒業式を終えています。今日の終業式は、中3と高3がいない形で行なわれました。その不在感を、みなさんはどう感じているでしょうか。
 特に高3生に対しては、卒業式のあとに、それぞれの部活の場所で、後輩部員たちが、改めて『卒業生を送る会』を催したのではないかと思います。後ろを振り返ると、今までいてくれた先輩がいなくなり、高2生は自分が一番上に立たなくてはならないことを、高3生引退の日からひしひしと感じて来たことと思います。
 高3生の引退の日から、卒業式当日の各部活の『卒業生を送る会』までの間の日々に、責任を背負うことの重さと先輩の苦労を噛みしめる時間が、それぞれにあったことと思います。だからこその、送る側の涙だったと思います。
 自分がその立場に立ってみないと、わからないことがあります。自分がその立場に立ってみないと、見えない景色があります。
 それがわかり、それが見えたときに、先輩の苦労を知り、一際感謝の念を抱くことになるのだと思います。それでもまた、上に立った者は、同じような苦労をしつつ乗り越え、後輩たちを守り、導き、引き継いで、自らに成長し、後輩たちを成長させて行きます。
 部活動だけではありません。大学受験などにおいても、自分が望む進学先の大学は、先輩たちの肩の高さにあるのです。手がかかるだけの高さに、先輩たちの肩があるのです。
 こうして代々引き継いで行けることが、学校全体としての力になっていると思います。

 今日の終業式で、改めて「個性は環境が育てる」「より良い環境はみんなでつくる」という話をしました。これは、平成26年度の4月、1学期の始業式に、私がみなさんに話したことです。一年経ったところで、振り返り、思い出してほしいと思って、同じ話をしました。
 この時期に、こういう話をするのは、新年度に新しい後輩を迎える前に、先輩として、しっかりとした姿勢と考え方を持ってほしいからであるということも、みなさんに伝えました。
 春休みは、感覚的にとても短いものです。しかし、大きな節目と節目の間を繋ぐ期間となります。
 人は生きている限り、失敗しても成功しても、必ず反省がつきまとうものであるという話をしたことがありますね。自己分析することは、大切なことです。そして、この春休みは、一つ上の学年として納得の出来るスタートを切るために、有効に使ってみてはどうでしょうか。君たちの日々の成長を楽しみにしています。
 4月の始業式で、また会いましょう!

校長先生からのメッセージ

 2学期も無事終了し、明日から冬休みが始まります。  学期として一番長かった2学期、生徒諸君はどのような思い出を残すことが出来たでしょうか?  今でも、高2以下のクラスをまわると、山手祭のポスターや装飾の一部などが残されていることがあります。そこには、クラスみんなで目標と意識を共有し、一丸となって力を合わせたという証を、クラスの中にいつまでも留めておきたいという気持が見て取れます。  男子も女子もなく、お互いの差異を認めた上で、自然に協力関係を築きながら成長して行く3年間、あるいは6年間、自分で気づかないうちに、毎日色々な仲間から影響を受け、学び、吸収して行くことが、今の一人一人のかなりの部分をつくっているのだと思います。  一方、山手祭参加のなかった高3の教室は、入試関連の掲示物が多く見受けられます。高3生は、既に最後の通常授業を終え、教室に一同に会するのは、年明けの始業式・登校日と、卒業式を残すのみとなりました。今は、推薦入試等で既に進路が決まっている諸君を除いて、高3生全員が、間近に迫った決戦の日に向けて、気持の集中を図っているところだと思います。  創立者の松信幹男先生は、「教育は祈りである」とおっしゃいました。各学年の成長段階で、私たち教員は、保護者の皆様と同じように、生徒諸君一人一人が必ずや困難を乗り越えて、先へと進んで行くことを、祈らずにはおられません。

 気がつけば、21世紀も14年が過ぎようとしております。21世紀に初めて生を受けた子どもたちが、今の中学1年生ということになります。そして、中1生諸君が高3生になるときには、山手学院の生徒たちは、一部帰国留学生などを除き、全員が21世紀生まれということになるのです!

 時代が移り変わって行くスピードは、加速度的に速くなっているように思います。それでも、人間の成長と容量には、依然として一定の限界があるように思います。  何を残し、何を変え、どう生かして行くのかは、その時々の課題であり、個人としても社会としても、益々判断力とスピードを問われる時代になって行くことでしょう。  与えられた時間と環境と条件の中で、より良い結果を導き出すことを考えることは、大切であり、かつ面白いことでさえあるかもしれません。冬休みは、大人にとっても子どもにとっても、意外に忙しいもの。どうか、時間を上手に使って、満足感に満ちた年末年始となりますように。  年明け2015年1月8日の3学期始業式で、また会いましょう!

2学期のはじめにあたって

 時間の使い方を考えるということ

 今日から2学期が始まりました。暑かった夏も、処暑(今年は8月23日)を迎えるころから、朝夕は涼しい日が続くようになりました。もちろん、9月に入っても、まだまだ暑い日があると思いますが、それでも、吹く風の中に、ふと、秋の気配を感じるようになりました。

 長いと思った夏休みは、毎年のことながら、「もう終わってしまったのか」という感想を持っている人が多いのではないでしょうか。

 

 始業式でも話しましたが、2学期は一番長い学期であり、夏の終わりから、秋、冬へと、季節が移って行く4ヶ月でもあります。ある意味で、何をするにも良い季節であるともいえます。

 山手学院のキャンパスは、自然に恵まれています。歩いていると、その空気の中に、光の射し方に、季節の移り変わりを感じることが出来るでしょう。

 スマートフォンの画面から顔を上げて、周囲を見てみませんか。顔を上げて、共に歩む友人の顔を見てみませんか。そこに、時間が流れて行くのを見ることができるかもしれません。成長を感じ取れるかもしれません。

 

 若いうちは、時間はたくさんあると思いがちで、「時間を潰す」「ヒマを潰す」ことを考えたりします。しかし、時間は留めようもなく、人や物の上を、サラサラと流れて行きます。

 限られた時間の中で、やり繰りする。与えられた環境と条件の中でベストを尽くす。そこをどう捉え、どうするかが、全てその後に影響してきます。

 努力をしないと、今日と同じ明日は来ないかもしれないのですが、多くの十代の人は、自動的に、今日と同じ明日が来るものだと思っています。だから、するべきことがあっても、「時間を潰す」「ヒマを潰す」という発想が出て来てしまうのではないかと思います。これが、自分で稼いで、日々の暮らしを立てなければならなくなると、そうも言っていられなくなります。

 

 この2学期、移り行く季節の中で、少し、自分自身の時間の使い方について考えてみませんか。使うべき時間を、上手に使えているでしょうか。君には、その先にどんな人生が見えるでしょうか。

 

 リターンビジット無事終了

 第39回を数える今年のリターンビジットは、7月19日(土)~8月2日(土)の2週間にわたり、アメリカのヤキマ・パスコ、カナダのカルガリー・メディスンハット・サスカツーンの5都市から、引率者(シャペロン)を含め、167名のゲストをお迎えして行なわれました。

 また、長らく北米研修プログラムの実施にご尽力をいただいた、カルガリーのロバート・マトソン氏にも、スペシャルゲストとしておいでいただくことが出来ました。

 

 予定された行事も含め、全体を通して、事故もなく順調に終えることが出来ました。また、今年も工夫を凝らしたカルチャーデイは、父母の会の皆様、ボランティアの生徒諸君の活躍もあり、大変好評のうちに終えることが出来ました。

 山手学院の北米研修プログラムは、正にこの『交流』あってのものであり、双方の生徒にとって、忘れがたい思い出になったことと思います。

 

 シャペロンの方々、この度ホストを引き受けてくださったご家族の皆様、リターンビジット委員会や父母の会の役員の皆様、生徒諸君、そして担当教職員など、多くの皆様のご協力に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

 

平成25年度を振り返り

 大きな事故もなく、無事に、本日の終業式を迎えられほっとしています。第43回高校卒業式、第46回中学卒業式では、大勢のご来賓・保護者の方々にご臨席いただき、盛大に卒業生を送り出すことができました。来月8日には、中学生207名・高校生460名の新入生を迎え入学式を挙行します。まさに、【別れの季節から出逢いの季節】へと季節が移り変わっていきます。人と人との出逢いもまさに「一期一会」、大切にしたいものです。

一昨年度より、山手学院の更なる発展に向けて、地域社会に開かれた学校づくりの推進と教育水準の一層の向上を図るために、学校評価システムを取り入れた学校運営に取り組んでおります。学校評価アンケートにつきましては、多くの保護者の皆様からご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。保護者の皆様方からのご意見・ご要望が多かった質問項目につきましては、現在、学校として取り組んでおります内容が不十分とのご指摘であると重く受け止めさせていただきました。今後の学校評価アンケート実施に向けて、質問項目の見直し。また、回答部分の選択肢の変更等の検討も進めて行きたいと思います。学校目標の達成状況及び校内評価・学校関係者評価を踏まえた学校評価につきましては、取りまとめ次第公表させていただきます。教職員とともに学校運営の改善・改革に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

 保護者の皆様方の一層のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

冬休みに向けて

 平成25年も残りわずかとなりました。今日から、待ちに待った18日間の冬休みですね。年末・年始は、世間も何となく慌ただしく、気持ちも緩みがちになります。夜更かし・暴飲暴食など、生活のリズムや体調を崩さないよう十分に気をつけて下さい。数日前に、神奈川県内にノロウイルス警報が発令されました。インフルエンザも急激に増えているそうです。まずは、予防をすることが大切です。感染予防に必要なのは、こまめな手洗いとうがいだそうです。十分に気をつけて下さい。
冬休み中、友達と親交を深めたり、家族と楽しい時間を過ごすことによりコミュニケーションを取り、友達との絆・家族との絆を深めて欲しいと思います。パソコンやゲーム機などに毎日長時間没頭しているようでは、絆を築くことはできず、自分の殻・自分の世界に閉じこもることになります。私達が迎えては送る今日という日は経験したことのない今日であり、この一日を過ごしてしまえば、もうやり直すことのできない今日という日です。一日いちにちの連続が私達の一生となるのです。悔いのない人生を送るには、現在という時間を有効に使うことです。そして、今日という日をしっかりと生き、それを積み重ねていくことだと思います。18日間の冬休みを有意義に過ごして下さい。
2学期の成績はどうでしょうか。3学期は、入学試験や卒業式などにより、自宅学習となる日も多く、授業日数は1・2学期に比べて少なく、あっという間に新年度を迎えます。勉強の遅れが心配される人は、日々の努力を怠らず今までの分をしっかりと取り戻すよう頑張って下さい。特に、冬休みは、1・2学期の総復習をするには最適です。クリスマス気分・正月気分に浮かれず努力を惜しまないこと。3学期は、1月8日・9日には実力テスト、中間試験はなく、3月上旬には学年末試験があります。冬休み中、課題が一杯でていますよね。ほとんどの科目は提出が義務付けられています。提出期日を守り、課題をしっかりとこなして下さい。実力試験の範囲になっている課題もあるようです。勉強は誰のためにやるものではなく、自分自身のためです。勉強する姿勢は受け身であってはならないと思います。先生から指示されたことだけをやっていたのでは学力は伸びません。自らが積極的に学ぼうとする姿勢が大切で、学校や塾や先生などから与えられたものだけを学ぶのでは、あるレベル以上は伸びないと言われています。頑張って下さい。
今月1日に、山手父母の会が主催の講演会がカフェテリアで行われました。講師の方は、医師として地域医療に尽力され、チェルノブイリ、イラク、東日本大震災の被災地支援にも取り組んでおられます鎌田實先生でした。テレビ・ラジオにも出演され、毎週木曜日には、日本テレビのニュース・エブリにコメンテーターとして出演されています。多数の著書もお出しになられていますが、当日、「生徒さんに勧めてみて下さい。」と推薦された本がありましたので、早速、私自身が買い求め、読んで見ました。平易な文で、日々の生き方や姿勢を考えさせられる本でした。
これからの時代に必要な△の生き方とは?
今の日本に必要なのは「別解力」。
たった一つの「正解」に縛られるのではなく幾つもある「別解」の中から○に近い△を見つけていきましょう。みんながより幸福にあたたかく回転していくために・・・・・あなたの人生は、もっと輝く!
○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな
 (出版社:ポプラ社)

高3生は受験シーズン本番、1月18日・19日にはセンター試験、志望する学校に見事に合格できるようラストスパート!最後の最後まで諦めず、これからの頑張りが最後には生きるはずです。
部活動や冬期講習などで登校する際は、不審者に十分注意して下さい。被害に遭わないよう、登下校中は勿論、校内においても、単独の行動は避け、常に、複数で行動をして下さい。冬休み中は、日が暮れるのも早く、日によっては夕方には薄暗くなり、また、普段よりも学校内も閑散とします。登下校時、もしものときには、すぐに110番をするとか、近くの人や周囲の商店に助けを求めるなどして下さい。
事故等、緊急なことがあれば、必ず学校に連絡をして下さい。山手学院では、12月29日~1月3日の間も、学校警備員さんが24時間常駐しています。全員が事故なく無事に新しい年のスタートとなる1月8日始業式を迎えられることを祈っています。新しい年が山手学院にとって良い年となるように!


校長先生からのメッセージ

『第47回山手祭』を終えて
 初日は、小雨がぱらつきましたが、二日目の午後には晴れ間も見え、何とか展示発表終了時間まで天候も持ちました。大勢の来場者をお迎えし、テーマ『今年限定!』のもと、盛大に第47回山手祭を開催することができました。運動部の招待試合、クラス・部活動の展示、劇、パフォーマンス、体育館でもクラス・部活動のパフォーマンス。展示・発表は、様々な工夫が見られ、新しく企画された展示もあり、一致団結し協力し合った成果が見られました。毎日遅くまで熱心に取り組んできた部活動の成果は、「努力の結晶」そのものでした。おおいに盛り上がり、楽しい思い出も一杯できたのではないでしょうか。企画から始まって、日々遅くまで準備、当日の運営など、それぞれの展示・発表などを通して、新たな仲間ができ、新しい絆が結ばれたのではないでしょうか。この新たな人間関係の広がりが、様々な所で、山手学院の更なる発展に繋がっていくことを願っています。昨年度より、飲食店展示・学年会企画の新設・実行委員会生徒主導の組織の改組などの新たな取り組みも始まり、改革に向け、生徒会役員・山手祭実行委員・装飾スタッフの皆さんが、連日、遅くまで頑張ってくれました。他にも縁の下の力持ちとなって支えてくれた生徒たちが大勢います。皆さんのお陰で大変すばらしい山手祭を実施することができました。どうもありがとう!

下校時間、通学路でのマナーについて
中間試験後、10月24日より最終下校時間が30分早まり、中学生は17時30分、高校生は18時30分となります。顧問の先生の指示に従い、部活動も下校時間を厳守して取り組むようお願いします。なお、最終下校時間とは、校舎や体育館を出る時間です。なお、10月28日~11月1日までを下校時間遵守週間として、放送による呼びかけと先生方による巡回を行います。生徒の皆さんの協力をお願いします。また、寄り道などをして帰宅が遅くなることのないように十分に気を付けて下さい。
下校時には、通学路でのマナーを守って下さい。横一列となって歩道を塞ぎ、他の歩行者の通行を妨げることのないように。最近、スマートフォンなどを見ながら歩いていて、避けない、ぶつかっても謝らないなどの苦情も寄せられています。二千人を超える生徒が在籍している山手学院。時間帯によっては、どうしても横に並んだ状況となるのは避けられないと思います。私も京浜東北線を使って毎日通勤しているので混み合った通学状況はよく分かります。君たちには、道を譲ろうという気持ちを持ち、ぶつかってしまったときなどは、素直に謝ることを心がけてほしい。特に、お年寄り・小さな子ども連れ・障害をお持ちの方など弱者への気遣い・いたわり・思いやりを持ってほしい。常に相手の身になって考え、行動することは通学路でのマナーだけでなく、人として当たり前のことだと思います。

中学生の校外活動について
中学2年生は、長野県白樺湖で今月30日から2泊3日の野外教室を実施します。自然との触れ合いの中で様々な体験学習をし、クラスの親睦を深めます。中学3年生は、11月6日に出発し、6泊7日の日程で第12回オーストラリア・ホームステイを実施します。今年の行き先は、ビクトリア州のメルボルンです。8日には学校訪問をし、現地の生徒達との異文化交流もあります。現地のご家庭でのホームステイを通じて、異文化体験・異文化交流をし、世界を体感してきます。世界を体で感じ取ってきます。この体験は、高校2年生での2週間の北米研修にもきっと役立つと思います。

2学期に向けて

 40日間の長い夏休みも終わり、2学期が始まりました。今年は地球温暖化の影響でしょうか記録的な猛暑で、日本国内では、次々と暑さの記録が塗り替えられ、40度を超えた県もありました。横浜でも、連日30度を超える真夏日、時には35度を超える猛暑日となり、部活動や夏期講習には大変厳しい日が続きました。9月に入っても当分の間、厳しい残暑が予想されますので、各自充分に体調管理に気をつけて下さい。全国的には、海や川で溺れ死ぬなどの痛ましい事故や熱中症による死亡事故も多発した夏でした。幸いなことに山手学院では、特に大きな事故もなく、無事に始業式を迎えられ、2学期をスタートすることができました。まずは一安心です。

リターンビジット無事終了
 第38回北米研修リターンビジットが、カナダのエドモントンとレジャイナ、アメリカのデイトンとワラワラの4都市から引率者(シャペロン)の方を含め、133名のお客様をお迎えし、7月20日~8月3日の期間行われました。大変蒸し暑い中ではありましたが、予定された行事も事故なく順調に実施することができました。カルチャーデイも熱気が溢れ大変盛り上がりました。北米の高校生諸君に限られた日数の中ではありますが、様々な体験を通して、異文化を体感し、言葉にできないすばらしい思い出と感動をプレゼントできたのではないでしょうか。言葉がうまく通じなくとも、心と心でお互いをわかり合う。リターン生・ホストのご家族・山手生にとって、一生忘れられない貴重な2週間だったことでしょう。
 シャペロンの方々、ホストのご家族、山手生、リターンビジット委員会や父母の会、担当教職員など、多くの皆様のご協力で無事終えることができました。ご協力をいただきました多くの方々に厚く御礼申し上げます。

山手祭に向けて
 学院全体が盛り上がり、毎年4千人以上の来場者をお迎えして実施する山手祭まで、あと一月となりました。10月5日・6日に開催します。発表団体である各部活動や各クラスの展示・発表の準備は順調ですか。頑張って下さい。
今年度の山手祭は『今年限定』というテーマになりました。昨年度より、飲食店展示・学年会企画の新設・実行委員会生徒主導の組織の改組など新たな取り組みも始まり、生徒会役員も頑張っています。みんなで一致団結し、学校生活のすばらしい思い出をつくろう!また、父母の会・後援会・同窓会の皆様方には、毎年、多大なご支援・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。今年もよろしくお願い致します。

インターネットの使用について

 厚労省は全国の中高生10万人を対象としたネット依存調査を踏まえ、「病的な使用」と判定され、ネット依存が強く疑われる生徒が全国で約52万人いるとの推計結果を発表しました。長時間のネット使用により昼夜が逆転したり、睡眠障害、気分の落ち込みなど精神面への悪影響などの恐れもあるそうです。ネットを利用するときに使うのは多い順にパソコン、スマートフォン、携帯電話で、平日のネット使用の平均時間が5時間以上としたのは中学生9.0%、高校生14.4%、休日は中学生13.4%、高校生21.2%だったそうです。皆さんはどうですか。情報収集等大変便利なインターネットと上手に付き合っていますか。いつの間にか虜になっていたり、生活の一部になっていたりしませんか。不適切な使用などしていませんか。最近、SNS、プロフィールサイト、ゲームサイト等の利用から犯罪被害に遭うケースが目立ってきたそうです。フェイスブック、ツイッター、ライン、掲示板など、ネット上での交流は社会的現象となっていますが、誹謗中傷が書き込まれ、ネットいじめに発展したり、個人情報が悪用されたり、書き込んだ内容が原因で、暴力事件に発展したり社会問題となったりすることもあります。見ず知らずの大勢の人たちの目に触れる情報は、考え方や感じ方・捉え方によって大きな誤解を招くことがあるのです。インターネットを利用する際には、充分に気を付けてもらいたいと思います。
 情報化が一段と進み、一昔前と違って大変便利な時代となりましたが、メールや携帯などによる互いの顔が見えない会話により、誤解が生じることも多くなったのではないでしょうか。顔を付き合わせて話すことにより、相手の雰囲気も気持ちも解り、お互いがより理解し合えるのではないでしょうか。君たちには、会話を通して、人の痛みがわかる心豊かな温かみのある人になってもらいたいと思います。

「防災の日」について

 来月1日は「防災の日」です。大正12年9月1日、伊豆大島付近、相模湾北西部の相模トラフを震源とする海溝型大地震『関東大地震』が発生しました。この地震はマグニチュード7.9、震度6の規模で、南関東一円を中心に、死者・行方不明者約14万2千名、家屋全半壊約25万4千件、火事で焼失した家屋は約44万7千件、山岳部では山崩れが多数発生し、海岸部では津波が発生し、大変大きな災害を受けた大地震でした。そのため、『関東大震災』と呼ばれています。9月1日は、その『関東大震災』を忘れない為に制定された、1年に一度しかない「防災の日」です。防災意識の再認識をする機会として、改めて心に刻んでほしいと思います。
一昨年3月11日に発生したマグニチュード9.0、震度6強から震度7の超巨大地震であった「東日本大震災」では、津波などにより海岸線で多くの方が亡くなりました。平成7年には、兵庫県を中心に阪神淡路大震災が起こりました。都市が大きな被害を受け、ビルや駅などの崩壊・高速道路の倒壊・神戸港の液状化現象による被害、その後の火災もあり、多くの方が亡くなりました。
世界で起きるマグニチュード6以上の地震の20%は日本で発生しているそうです。地震大国である日本に住んでいる以上、地震は避けられません。東日本大震災の影響で、しばらくは日本各地で地震活動が活発化する可能性も高いそうです。先日、東海沖から四国沖の「南海トラフ」沿いで巨大地震が発生した場合、関東以西の30都道府県で最大32万3千人が死亡するとの被害想定が発表されました。神奈川県内も津波や建物の全壊等、相当の被害が想定されています。今後、官民一体で地震・津波対策を強化していくそうです。いざというときに、慌てないために様々な準備をし、心構えをしっかりとしておくこと。「天災は忘れた頃にやってくる。」という言葉があります。自然災害はいくら注意をしても、突然やってくるものです。しかし、「備えあれば憂いなし」です。被害を最小限にすることはできるはずです。
大きな地震が起きたら、いざというときに何をすれば良いのでしょうか。まず、自分の身を守って下さい。自分の命は自分で守る。自分の身の安全を確保することです。慌てずに、落ち着いて。そして、自分の身の安全が確保できたら、まわりの状況をよくつかみ、火を消すなど、適切な対応が大切です。東日本大震災・阪神淡路大震災のときは、多くのボランティアの方が力を合わせて様々な協力・支援を行いました。皆さんも、いざという場合、自分の安全を確保できたら、まわりの人と協力をして手助けをしてほしいと思います。
皆さんもいざというときのために、家族の集合場所、連絡方法、非常用の水、食料等の非常用持ち出し物の用意をしているか、その保管場所など、是非、家族で確認をしてみて下さい。また、広域避難場所についても、自宅の周辺や通学途上ではどこかなど確認してみて下さい。防災対策は「悲観的に準備をし、楽観的に行動する」がセオリーだそうです。

平成25年度へ向けて

 山手学院では、この春休み中に特に大きな事故もなく、無事に、始業式を迎えられほっとしております。子供達には、漫然と一日一日を過ごすのではなく、目標やら決意を持って毎日を過ごしてほしいと伝えました。私たちが迎えては送る今日という日は経験したことのない今日であり、この一日を過ごしてしまえば、もうやり直すことができない今日という日だということを。

 今年は、山手坂のソメイヨシノの開花が例年よりも大変早く、4月当初には散ってしまい葉桜となってしまいました。しかし、満開の八重桜のもとで、始業式や入学式を挙行することができました。中学生202名、高校生512名、合わせて714名もの新入生を迎え、また、新しく着任された先生方8名をお迎えし、平成25年度がスタートしました。まさに、「別れの季節から出逢いの季節」へと季節が移り変わっていきます。人と人との出逢いもまさに「一期一会」、大切にしたいものです。

 4月26日には、中学2年生・3年生、高校1年生・3年生がそれぞれ学年遠足に出かけ、事故なく無事に実施することができました。中学1年生は、5月10日・11日に一泊二日で中伊豆へ校外宿泊活動にでかけます。新しいクラスの仲間との親睦を深め、楽しい一時を過ごしてもらいたいと思います。第45回北米研修に出掛けていた高校2年生が2週間の長きにわたるホームスティを終え、4月27日に457名無事帰国をしました。教頭先生を始め引率された21名の先生方、添乗員の方々、準備段階での国際交流部の先生方のご苦労・ご尽力にこの場をお借りし感謝申し上げます。ありがとうございました。皆さんのお力があってこそ、他校には類を見ない山手学院の一番の特色である「北米研修」45年間継続してきたのだと思います。親元を離れ日本を離れ、文化は勿論、気候・風土・習慣の違う、何より言葉が違う国で過ごした2週間の貴重な体験は、子供達の将来に何らかの形で必ず役立つものと確信しています。また、7月には、リターンビジットで日本を訪れる北米の高校生との交流により、相互理解が更に深まることを期待しています。

 さて、一昨年度より、山手学院の更なる発展に向けて、学校評価システムを取り入れた学校運営に取り組んで参りました。皆様方のご理解・ご協力により、教育活動その他の学校運営の改善は次第に成果を出しつつあります。今年度も引き続き、学校評価システムを取り入れた学校運営に取り組みます。保護者の皆様方におかれましては、昨年度同様「学校評価アンケート」へのご協力をお願い致します。「生徒による授業評価」も実施し、生徒の視点に立った授業改善を更に進め、先生方の教科指導力の向上を図るとともに、生徒と先生方との信頼関係を一層深める中で、生徒が主体的に授業に取り組もうとする姿勢を育みたいと思います。また、各教科・科目で、今年度のきめ細かなシラバス(年間授業計画)を作成中で6月中旬には配布をする予定であります。

昨年度は、父母の会・同窓会・後援会、保護者の方々のご支援、ご理解・ご協力により、何とか無事に乗り切れた感があります。微力ながら、今後も山手学院の更なる発展に向け、教職員とともに汗を流していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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