冬休みに向けて
2013年12月21日 (土)
平成25年も残りわずかとなりました。今日から、待ちに待った18日間の冬休みですね。年末・年始は、世間も何となく慌ただしく、気持ちも緩みがちになります。夜更かし・暴飲暴食など、生活のリズムや体調を崩さないよう十分に気をつけて下さい。数日前に、神奈川県内にノロウイルス警報が発令されました。インフルエンザも急激に増えているそうです。まずは、予防をすることが大切です。感染予防に必要なのは、こまめな手洗いとうがいだそうです。十分に気をつけて下さい。
冬休み中、友達と親交を深めたり、家族と楽しい時間を過ごすことによりコミュニケーションを取り、友達との絆・家族との絆を深めて欲しいと思います。パソコンやゲーム機などに毎日長時間没頭しているようでは、絆を築くことはできず、自分の殻・自分の世界に閉じこもることになります。私達が迎えては送る今日という日は経験したことのない今日であり、この一日を過ごしてしまえば、もうやり直すことのできない今日という日です。一日いちにちの連続が私達の一生となるのです。悔いのない人生を送るには、現在という時間を有効に使うことです。そして、今日という日をしっかりと生き、それを積み重ねていくことだと思います。18日間の冬休みを有意義に過ごして下さい。
2学期の成績はどうでしょうか。3学期は、入学試験や卒業式などにより、自宅学習となる日も多く、授業日数は1・2学期に比べて少なく、あっという間に新年度を迎えます。勉強の遅れが心配される人は、日々の努力を怠らず今までの分をしっかりと取り戻すよう頑張って下さい。特に、冬休みは、1・2学期の総復習をするには最適です。クリスマス気分・正月気分に浮かれず努力を惜しまないこと。3学期は、1月8日・9日には実力テスト、中間試験はなく、3月上旬には学年末試験があります。冬休み中、課題が一杯でていますよね。ほとんどの科目は提出が義務付けられています。提出期日を守り、課題をしっかりとこなして下さい。実力試験の範囲になっている課題もあるようです。勉強は誰のためにやるものではなく、自分自身のためです。勉強する姿勢は受け身であってはならないと思います。先生から指示されたことだけをやっていたのでは学力は伸びません。自らが積極的に学ぼうとする姿勢が大切で、学校や塾や先生などから与えられたものだけを学ぶのでは、あるレベル以上は伸びないと言われています。頑張って下さい。
今月1日に、山手父母の会が主催の講演会がカフェテリアで行われました。講師の方は、医師として地域医療に尽力され、チェルノブイリ、イラク、東日本大震災の被災地支援にも取り組んでおられます鎌田實先生でした。テレビ・ラジオにも出演され、毎週木曜日には、日本テレビのニュース・エブリにコメンテーターとして出演されています。多数の著書もお出しになられていますが、当日、「生徒さんに勧めてみて下さい。」と推薦された本がありましたので、早速、私自身が買い求め、読んで見ました。平易な文で、日々の生き方や姿勢を考えさせられる本でした。
これからの時代に必要な△の生き方とは?
今の日本に必要なのは「別解力」。
たった一つの「正解」に縛られるのではなく幾つもある「別解」の中から○に近い△を見つけていきましょう。みんながより幸福にあたたかく回転していくために・・・・・あなたの人生は、もっと輝く!
○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな
(出版社:ポプラ社)
高3生は受験シーズン本番、1月18日・19日にはセンター試験、志望する学校に見事に合格できるようラストスパート!最後の最後まで諦めず、これからの頑張りが最後には生きるはずです。
部活動や冬期講習などで登校する際は、不審者に十分注意して下さい。被害に遭わないよう、登下校中は勿論、校内においても、単独の行動は避け、常に、複数で行動をして下さい。冬休み中は、日が暮れるのも早く、日によっては夕方には薄暗くなり、また、普段よりも学校内も閑散とします。登下校時、もしものときには、すぐに110番をするとか、近くの人や周囲の商店に助けを求めるなどして下さい。
事故等、緊急なことがあれば、必ず学校に連絡をして下さい。山手学院では、12月29日~1月3日の間も、学校警備員さんが24時間常駐しています。全員が事故なく無事に新しい年のスタートとなる1月8日始業式を迎えられることを祈っています。新しい年が山手学院にとって良い年となるように!