新着情報

平成24年度を振り返り

 大きな事故もなく、無事に、本日の終業式を迎えられほっとしています。第42回高校卒業式、第45回中学卒業式では、大勢のご来賓・保護者の方々にご臨席いただき、盛大に卒業生を送り出すことができました。来月8日には、中学生202名・高校生512名の新入生を迎え入学式を挙行します。まさに、【別れの季節から出逢いの季節】へと季節が移り変わっていきます。人と人との出逢いもまさに「一期一会」、大切にしたいものです。

昨年の7月中旬から始まりました本校舎補強のための耐震工事もようやく今年の1月末に終了しました。工事により、騒音・エアコン使用・教室内の換気などなど、生徒の皆さんには、日々の授業や文化祭で大変不自由をかけましたが、無事に終わりほっとしています。協力ありがとうございました。また、本校では、一昨年の12月より、放射線量を測定しております。学校通信でご報告しておりますように、放射線量測定値は低い値で安定しており、特に問題はございませんので、ご安心下さい。

大阪市で発生した高校生の自殺事案を受け、文部科学省より「生徒に対する体罰の実態を把握し、体罰禁止の徹底を図る。」という趣旨での調査依頼がありました。本校では、実態を把握するために、すべての教員・生徒及び保護者の皆様方にアンケート調査を実施させていただきました。保護者の方からは、一件も体罰の報告はありませんでした。「体罰とは全く無縁の質の高い環境の中で過ごさせていただいています。」との大変有り難いお言葉もお寄せいただきました。教員・生徒からは、少数ではありますが、報告がありました。その報告では、幸いなことに怪我もなく、突発的で軽微な事案のようでしたが、今後、聞き取り調査を実施してまいります。行った行為が果たして体罰なのか?指導なのかは?時々の状況によることもあり、機械的に判定することは難しいことですが、「殴る・蹴る」などの行為は、どんな理由があろうとも許されることではありません。今月、文部科学省より「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について」ということで通知文が出されました。懲戒と体罰の区別等の具体例なども示されており、先生方には、今までと同様に、生徒理解に基づく指導が行われるよう、改めて指導の徹底を図りたいと考えております。

 昨年度より、山手学院の更なる発展に向けて、地域社会に開かれた学校づくりの推進と教育水準の一層の向上を図るために、学校評価システムを取り入れた学校運営に取り組んでおります。学校評価アンケートにつきましては、多くの保護者の皆様からご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。今回のアンケートより、自由記述欄を設けましたところ、大変厳しいご意見・ご指摘・ご要望もございました。中学・高校ともに、以下の2項目の満足度が非常に高く、校長としては、大変嬉しい限りであります。

項目No26:全般的に生徒は明るく生き生きとした学校生活を送っている

項目No30:あなたは本校を選んで(お子様が入学して)良かったと思っている

学校目標の達成状況及び校内評価・学校関係者評価を踏まえた学校評価につきましては、取りまとめ次第公表させていただきます。教職員とともに学校運営の改善・改革に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

 保護者の皆様方の一層のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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