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冬休みに向けて

 平成24年も残りわずかとなりました。22日からは、待ちに待った17日間の冬休みですね。年末・年始は、世間も何となく慌ただしく、気持ちも緩みがちになります。夜更かし・暴飲暴食など、生活のリズムや体調を崩さないよう十分に気をつけて下さい。今年の冬はノロウイルスが流行っているそうです。

 今月6日には流行警報が発令されました。今後、インフルエンザ感染者も増えていくのではないでしょうか。まずは、予防をすることが大切です。感染予防に必要なのは、こまめな手洗いとうがいとのことです。昨年の大震災以降、人と人との絆の大切さが様々な場で訴えられてきました。冬休み中、友達と親交を深めたり、家族と楽しい時間を過ごすことによりコミュニケーションを取り、友達との絆・家族との絆を深めて欲しいと思います。私達が迎えては送る今日という日は経験したことのない今日であり、この一日を過ごしてしまえば、もうやり直すことのできない今日という日です。一日いちにちの連続が私達の一生となるのです。悔いのない人生を送るには、現在という時間を有効に使うことです。そして、今日という日をしっかりと生き、それを積み重ねていくことだと思います。17日間の冬休みを有意義に過ごして下さい。

 2学期の成績はどうでしょうか。3学期は、入学試験や卒業式などにより、自宅学習となる日もあり、授業日数は1・2学期に比べて少なく、あっという間に新年度を迎えます。勉強の遅れが心配される人は、日々の努力を怠らず今までの分をしっかりと取り戻すよう頑張って下さい。特に、冬休みは、1・2学期の総復習をするには最適です。クリスマス気分・正月気分に浮かれず努力を惜しまないこと。3学期は、1月8日・9日には実力テスト、中間試験はなく、3月上旬には学年末試験があります。試験の結果は勿論ですが、提出物をきちっと仕上げて提出期日を厳守、日々の授業態度、授業を受ける姿勢にも気をつける。当たり前のことを当たり前に行うことも大切なことです。

 先日、茂木健一郎先生を講師としてお迎えし、保護者対象の講演会を本校カフェテリアで実施しました。茂木先生は、脳科学を専門とされ、脳と心の関係について研究されている方です。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』、日本テレビ『世界一受けたい授業』などにも脳科学者として出演、多数の著書もお出しになるなど多方面でご活躍をされています。講演会の内容も大変興味あるものでしたが、先生のお話の中で、是非、君たちに伝えておきたいことが三つあります。
 ○勉強は誰のためにやるものではなく、自分自身のためである。
 ○勉強する姿勢は受け身であってはならない。先生から指示をされたり与えられたことだけをしていたのでは、
  学力は伸びないそうです、自らが積極的に学ぼうとする意欲・姿勢が大切だそうです。
 ○これからの時代には英語の力をつけることが最も重要だそうです。今後、更に国際化が進み、君たちの競争
  相手は日本人ではなく、アジアの世界の若者だそうです。

 高3生は受験シーズン本番、1月19日・20日にはセンター試験、志望する学校に見事に合格できるようラストスパート!最後の最後まで諦めず、これからの頑張りが最後には生きるはずです。

 部活動や冬期講習などで登校する際は、不審者に十分注意して下さい。被害に遭わないよう、登下校中は勿論、校内においても、単独の行動は避け、常に、複数で行動をして下さい。冬休み中は、日が暮れるのも早く、日によっては夕方には薄暗くなり、また、普段よりも学校内も閑散とします。登下校時、もしものときには、すぐに110番をするとか、近くの人や周囲の商店に助けを求めるなどして下さい。

 事故等、緊急なことがあれば、必ず学校に連絡をして下さい。山手学院では、12月29日~1月3日の間も、学校警備員さんが24時間常駐しています。全員が事故なく無事に新しい年のスタートとなる1月8日始業式を迎えられることを祈っています。新しい年が山手学院にとって良い年となるように!

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