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コネホバレー班報告

 現地到着と出発の日だけは、山手の桜が咲く頃のような涼しい風がわたっていましたが、あとの滞在中の天気は快晴で夜になると15℃くらいで涼しいと感じるものの、日中は33℃を越え連日ジリジリと太陽が照りつけて、一足早くさわやかな夏を味わうことができました。
 4月10日(金)9:50にロサンゼルス国際空港に到着し、バスで1時間ほどでオークス・クリスチャン・スクールにて心温まる対面式で歓迎され、生徒たちはホストと各家庭へと向かった。この日より19日(日)までイースター休暇のため、学校はなくホストファミリーデーとなり、その間に遠足が組まれていました。
 14日(火)は、コダックシアターツアーとグリフィス展望台でした。9:20スクールバスにて出発し、10:20から30分ほどチャイニーズシアター付近でフリータイムを設け、有名な映画俳優やミュージシャンの手形足形をデジカメに収めたり、或いは写真を撮っていると、スーパーマンやらパイレーツオブカレビアンやらスパイダーマンに扮装した人が勝手に入ってチップで荒稼ぎをしていたりしていました。再集合し11:00より30分ほど英語のガイドつきで、アカデミー賞授賞式の行われるコダックシアター内を案内していただいた。 館内は一切撮影禁止でしたが、歴史と重厚感のあるシアターを味わうことができました。 13:00にグリフィス展望台。 ここからはLAが一望でき、山にHOLLYWOODのあの有名な文字がよく見えるのに、カメラに撮るとその文字が小さくなってしまい生徒たちも撮影に苦労していました。 4日ぶりに会えたので、博物館を見学しながらもおしゃべりを楽しんでいました。14:45?15:30までプラネタリウムを見たあと、17:00学校に帰着。
 16日(木)は、夕方からドジャーズ VS ジャイアンツの野球観戦にLAに行きました。 もちろんここは、WBCの日本VS韓国の決勝戦で沸いたスタジアムです。LAの渋滞ははげしいです。 一番人気があったのもレフトのマニー・ラミレス。ホストのお迎えの時間もあるので7回までいれて、あの♪TAKE ME OUT TO THE BALLGAME ♪も歌えてメジャーリーグの雰囲気を味わうことができました。 ホストのお迎えを待って宿に戻れたのが、24:00をまわっていました。
 17日(金)は、朝からサンタモニカビーチへの遠足でした。 午前中2時間ほどサードストリートプロムナードで買物などのフリータイム。 途中写真を撮りながら、ビーチへ向かいました。
 ビーチではバレーボール、ドッジボールやフリスビーやら砂山を作ったりと思い思いに楽しんでいました。15:00前にはサンタモニカを離れ、車窓からビバリーヒルズやロデオドライブを眺めながら、17:00に帰校。
 10組の生徒がお世話になったのは、私立のオークス・クリスチャン・スクールは制服があり、ポロシャツに女子はベージュか黒のスカート、男子はベージュか黒のハーフパンツ。学校施設はすばらしく立派で整っており、生徒たちも穏やかで落ち着いた学校でしたので、山手生には初日は制服で通ってもらいました。 そして2日目以降は、それぞれがその場にふさわしいもの、良識ある判断をするように言いました。すると制服を着ていったことで、校長先生や諸先生方からも礼儀正しい気持ちを持った生徒たちだとお褒めの言葉をいただき、 学生たちにも可愛いととても好印象を持たれました。 2日目以降は何を着てもいいと言ったにもかかわらず、女子は制服のスカートをはき、男子はくだけた格好をする生徒もいなかったことには、驚きもし微笑ましくも感じました。
 このようにして、2週目から学校に通うようになりました。 学校では、生徒が1名にスクールホスト1名なので、英語をどうしても話す環境にならざるをえないことは、とてもありがたいことでした。
 20日(月)は、文化紹介。 17:00より文化紹介のセッティング等の準備(?18:00)後、パフォーマンスのリハを行い、19:00よりお客さんが入り始め文化紹介の各ブースでは体験しながら大いに楽しんでいただけました。 続いて空手のパフォーマンスでは、静寂の中張りつめたものが伝わってきました。 その後クラス全員によるソーラン。 体育館の音響がすばらしく、今までの中で一番のできで、大いに拍手をいただきました。 いつもは幼さばかり目立ちますが、やるときにはいつもばっちりやり遂げてくれる生徒たちです。 私はとても嬉しくそんなかれらを誇りに思っています。 
「これを機会に近況をメールで伝えたり、クリスマスカードやりとりを続けて連絡を取り合って、今後も友好を深めていけますように。」と、先方の担当の先生がホストの方々にお話されていました。私たちもそのような関係を築いていきましょう。大成功を修めた北米研修は、まだ片道しかきていません。 生徒たちが「帰りたくない。」と言った言葉のお返しは、夏のリターンでアメリカ・カナダから来た人たちにできるようにしましょう。

団長:浅岡 利子

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